そうだ、京都行こう♪
祇園祭・後祭の行われている、京都へ
出店模擬店はすべてリユース食器で
回収ステーション
余り布を使ったしおり作り
市の職員さんがゲームコーナーをされてました
ステージでは、平女の子たちが箏曲演奏♪
祇園祭・後祭の行われている、京都へ
思い立って、祇園祭での京都市の取り組み、リユース食器を活用したごみゼロ大作戦を視察に行ってきました。
昨年の行政視察の折に聞き、どうやって運営されるのかと興味を抱いていました。
祇園祭は凄い人の多さで、50万人もの人出があります。
烏丸通と四条通り界隈がホコ天になり、屋台や夜店があふれ、賑わいます。
下調べでは、後祭はホコ天にはならず模擬店が通りにはでないため、芸術センターグラウンドを使った屋台村で、リユース食器を使った模擬店運営が行われるとのこと。
なるほど、それなら出来そうですよね。
冷たいお茶の無料配布
さすが京都。鱧カツや出し巻き模擬店も
屋台村だけでなく、前祭でもリユース食器を使ったごみゼロ大作戦を行っているのだそうです!
それはすごい!!
60トンだった燃やすごみを、34トンにまで減らす事ができ、この活動を2000人ものボランティア市民が支えたそうです。
半分ほどにまで減らせるなんて。
凄いですね。
ごみゼロ大作戦自体は民間の活動ですが、市とタイアップし、活動されています。
確かに、お祭りなどの屋台では、一瞬しか使わない使い捨てコップ・割り箸・皿などの利用が多く、捨てるために作られたのかと感じるくらい「もったいない」ものです。
リユース食器は約50回ほど利用でき、環境負荷の低減効果は、固形廃棄物は4.7回以上、二酸化炭素排出量は2.7回以上、水消費量も2.7回以上、エネルギー消費量は6.3回以上再利用すると、紙コップよりも環境負荷が低減されるのだそうです。
特にフチのある食器だと、たこ焼きが食べやすくてよかったです♪
加茂茄子の素焼きも生姜がピリリと美味しかったですね♪
京都は学生の街で、人口の1割が学生と言われます。
ごみゼロの運営も大学生とかの若い子たちが担っていました。ボランティアが2000人も集まるのって凄いことですね。
手間がかかるけど、人手をかけてやりくりする。
社会の持続可能性のために無償で自分の時間や労力を提供して、手間暇かけることを厭わない人たちが沢山いる。
だから出来ることなのでしょう。
エコロジーというのは、効率性の追求とは対極にあるように思います。
学生の街、京都の地域特性を活かした取り組みですね。
(ちなみに学生はボランティア参加証を取得することが宿題だったりレポート代わりになったりもします)
大学時代は環境社会学を学んでいましたが、学生の頃に戻ったような気分でした。
屋台村の後は鉾町をそぞろ歩き、夕暮れ時の風情を堪能したひとときでした。