先日、反基地闘争の大闘士、大田昌秀さんがお亡くなりになられました。
大田さんを偲んで設立された沖縄国際平和研究所を訪問してきました。
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オキナワと出会ったのは高校生の頃でした。
社会問題に関心を持つきっかけとなった沖縄基地問題。
大田さんが沖縄県知事時代、軍用地借り上げの代理署名を拒否し、安保に風穴をあけた画期的な瞬間、当時テレビを通して目の当たりにしました。
自治も個人の尊厳も簡単に踏みにじる、政府の横暴を目の当たりにしました。

理不尽への怒りの原点は、ここにあります。

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研究所の一階は写真パネルの展示室になっていて、大田さんが社会学者として収集記録してきた沖縄戦の当時のリアルな写真が見れます。
中には遺体の写真や視覚的に痛みを感じるものもあります。
戦争のリアルさが伝わってくる貴重な場です。

国際通り公設市場のあたりを歩いていて、古本屋を見つけました。
大田さんの著書があり、購入しました。

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沖縄線の実相ーその戦争は当初から全く勝ち目のない無謀ともいえる戦闘だったことが判明した、と、記述が。

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唯一の地上戦、多くの人が命を奪われました。

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森口豁さんの本も一冊購入。
沖縄の文化を「非武の文化」と言ったのは、大田昌秀さんだったのですね。

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非武の島、沖縄ー
沖縄空手会館では、空手は命を護るものであることが触れられていました。
命こそ宝の想いを持った、沖縄の文化。
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ガマから出てきた時も、この青い空に心が救われる気がするものです。
いつも青い空。
沖縄の痛みに触れた心を、少し軽くしてくれる気がします。

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