今日は区役所で「第20回こころの健康フェスティバル」が開催されています。

午前中は開会式があり、参加してきました。


オープニングには、第十一中吹奏楽部の生徒さんによる演奏がありました。

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そして特別講演として、区衛生部長大高さんより「20年の歩みをふり返って」と題してお話をお伺いしました。

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足立区は多くの精神障がいを抱える方が住んでおられる地域であり、まだまだ根強い偏見や差別をなくし住みよい地域をつくるために、このフェスティバルが開始されたのだそうです。

精神障害と診断される11の典型疾患を説明され、アルコール依存、統合失調、認知症、などについてお話をされました。

中でも認知症は、最近増えてきており、2025年には5人に1人の割合まで増加すると見込まれている、身近にも多くおられる疾患です。

ご自身の親御さんの介護にことについても語られ、4ヶ月で寝たきりになってしまったことなど語られました。

つい最近も、最高裁にて認知症家族のおこした鉄道事故の損害賠償裁判の判決がだされることがありましたが、介護の領域に損害賠償という概念はないことに触れられ、認知症患者がおこす他者への損害などについて、社会的に均等に分担できる仕組みづくりの必要性を語られたことが、印象的でした。

認知症のかたは、決してものを壊したくて壊しているのではないこと、しかし万が一家族がそういったことを引き起こした場合に備えられる社会をつくっていかねばならないことを強調されていました。


ラストは、東京藝大の学生さんらによる演奏で、モーツァルト弦楽四重奏22番(?と聞こえたように思いますが・・)でした。

生で聞くクラシックは心地よくて良いですね。

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ロビーでは各団体によるブースがあり、控え室に飾るぞうさんと、重宝しているアクリルたわしを仕入れてきました。

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ビュー坊(オレンジ)もおられました。