昨日、区の教育委へ申し入れをおこないました。

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20151221

足立区教育長 定野 司 様



平和と民主主義をともにつくる会・東京


足立区梅島1-31-13 104


共同代表 土屋のりこ


共同代表 高瀬 晴久



教育施設における放射能測定に関する申し入れ

20151127日に中川北小学校において放射能測定がおこなわれました。これは、放射能測定に関して経験や知識のある市民の方が、ボランティアで測定をおこない、高い数値に驚き通報したためであると聞きおよんでいます。

本来、子どもたちが無用に被ばくせずに済むよう、学校施設など教育委員会管理下にある施設等における放射能の状況を計測し、対策を講ずる責任は教育委員会にあります。

しかし、一向に対策を講じられないために、やむなく市民が自主的にこういった足立区内における測定を自費を投じておこない、区の基準値を超えるところに関しては通報をおこなっています。

本来区がやるべき対策がサボタージュされているがために、市民が測定し通報をおこなったものです。本来は、通報者はじめこの問題に真摯に向き合っていただいている区民の方々に感謝してしかるべきところです。

にもかかわらず「それじゃあ今日の測定ができなくなっちゃいますよね。お約束と違いますから。」と発言することは、やらないぞと言っているに等しい発言であり、看過できません。かつ、立ち会えないことについては一方的な通告であり、通報者の納得は得られていませんでした。

ボランティア・無償での測定や通報を、ありがたいと受け止めるべき貴職におけるこのような対応は誤りです。

実際に測定して都合の悪い結果がでれば、測定データをごまかすのではないかとの不信感が区民の中にあるなかで、今回のような立ち合いを拒否する姿勢は、より区民のみなさんの不信感を大きくするものです。

今後は、ボランティアの通報者の方には正式に立ち合いを求め、結果を報道機関にもきちんと公表し、区民の信頼を取り戻すべく対応していただけるよう以下求めます。

一、市民からの通報をまたずにすべての学校等教育施設の汚染状況を教育委員会の責任の下に測定すること

一、市民からの通報があった場合は通報者に立会いを求め、データ結果を公正明大に報道機関等へ公表すること