秋晴れが続きますね。
8日は区民委員会が開催されました。
今回は、番号法にともなう住基カード利用の整理・コンビニ発行に関連する議案が出されました。
ほか、区民税の滞納が増えていることにともない滞納改善のアクションプラン、やるよと聞いていましたが、具体案がでてきました。
何点か質問しましたが、滞納が増えている原因として「低所得層が増えている」「事業者の方では昨年と比べ売上減収になっている」ことが答弁されました。
雇用者で、給与天引きなら滞納ということは基本的に発生しません。
滞納が増えるということは、普通徴収に切り替わること、普通徴収になるということは、失業ないし非正規雇用になるなど、環境の変化が起こっているということです。
雇用破壊の深刻化が背景にあることがうかがえます。
税金の滞納はけしからんという論調が強調されますが、労働者全体の低賃金化、安定雇用破壊という社会背景をぬきに論じては危険でしょう。
滞納率改善と共に自殺率も上がった、ということにならないよう、区民の安定生活を作り出す政策を合わせて論じていかねばなりません。