夢を見た。

気がつけば私は、幼き頃に良く遊んでいた「ねんど山」の前に立っていた。

この「ねんど山」と言うのは、幼少の頃に住んでいた大阪は堺市のある場所に存在する(現在はどうかわからない)、マンションや団地の建設時に切り崩された山の一部の子供たちにつけられた名称。
ねんど質の土で覆われているからそう呼ばれており、団地や高台にあるマンションの間に位置するので、近隣に暮らす子供達の近場の遊び場となっていた。

実はこの「ねんど山」は曰く付きの場所なのだが、それは今見ている夢の状況からまず説明しておこう。

前述した通り、私は気がつけば「ねんど山」の前に立っていたわけだが、それ以上に懐かしくも忌々しい過去と対峙している。
斜面に生え、太くしっかりと根をはる大きな木の枝に、吊るされた縄で首を吊ってる友達の兄がぶら下がっているのだ。
そして、じっとこちらを見ている。
凄く不気味だが、不気味なのは見られている事、「首を吊っている事」自体には大した不気味さは感じない。
それは、この「ねんど山」の曰く付きに起因する事だ。

さて、現実の過去、「ねんど山の曰く付き」についてお話しよう。

幼少の頃、私は良くねんど山で遊んでいた。
その日は、ねんど山では無く別の公園で遊ぼうと思い、チャリを走らせていた。
仮に○塚台公園としよう。
当時の私の家からその公園へ向かうルート上に「ねんど山」が存在するのだが、「ねんど山」の前を通り過ぎようとした時に、「ねんど山」で遊ぶ友達の兄と遭遇した。

話は変わるが、その友達の兄と言うのがこれまた悪いやつなんだ。
遊び道具だけではもの足りず、遊び場までも横取りしたりとまあジャイアンみたいなやつだ。

話を戻そう。

彼は「ねんど山」の木の枝に吊るされた縄で遊んでいたのだ。
その縄ってやつは、夜中にそこにたまっている不良達が吊るしたもの。先
には簡単な小さな輪が作られていて、私達は良く足をひっかけてぶら下がったりして遊んだ。
彼もまた、そうして一人で遊んでいたのだ。
ぶらぶらと一人でぶら下がっているので、チャリを止めてついつい呼びかけてしまった。
「一人で何してん!」
そうすると彼は突然キレだし「うっさいわボケ!」と怒鳴られた。
やなやつに関わってしまったなと、まあわかってた事なのだが。
面倒なのでその場を後にして公園へ向かったんだ。

読みづらい文章だな。
続きはまた後で