いきること | なにかいいこと・・・

なにかいいこと・・・

ファッション、アート、コスメと写真。

ベットの上に広がる真っ白な天井を見ていたら。
こちらが床だったらよかったのに…。
なんてぼーっと考えていたら、

静かに自分の心にポテっと何かが落っこちた。

今の私には、たくさんの時間がある。
それをどう使おうが、私が決めること。

いっそ誰かに決めてほしい。
そうやってここ何週間も思っていたけど、
そう言っている割には、人の決めたことには反感を覚える。
私の中に燃えきれない不満の塊がつもって、
さらに私を一人にする。


人は何のために生きるのか。
何のために日々を送っているのか。
壮大なことのように思えることでも、
その答えを私はいつも探している。

正確にいえば人が何のためにどう生きようかなどは、
特にどうでもいいことで、
私が知りたいのは、私が何のために日々を過ごすかということ。


夢もなければ実力もない。
私には、これといって魅力ある物は何もない。。。


ただ、おぼろげに幸せとはこんなことなのかな~くらいは、
時折私の脳裏に描くことはできる。

でもいつも、はっきりと映ることはない。
目を凝らしてよく見てみると、その画はとたんに蒸気のように消えてなくなる。


「自分のため」「好きな人のため」
そんな答えをよく見るけれど、
何が自分のためになるのか、
何が好きな人のためになるのかが分からない。

自分の無力さを悔やむことができても、
悔んだからと言って、自分を悪く言ったからと言って、
私のためにも、相手のためにもなったためしがない。

かえってそれで私は好きな人との間に不安さえ覚えてしまうことがあるくらいだ。

好きな人のために、私がまず自分を大切にしなければならないんだ。
…そんなこと、わかってる。

わかってるけど、たまにできなくなる。
なにかあるたびに自分を責める。
自分を責めれば、優しい手が伸びてくるような気がするから?

違う違う。そんな手は、今まで伸びてきたことなんてない。
そうすることを誰もいいとは思っていない。

でも、誰も優しくしてくれなくても、
そんな自分なら、自分でかわいそうだと思ってあげられるんだ。

自分に責められてかわいそうなのではなく、
人に優しくされたくて、自分を責めているくらいに惨めな子が
可哀そうで私は私を初めて慰めることができる。


こんなハチャメチャな私をどうすればいいの。
今自分が何をどの順番ですればいいのかが分からない。


こんな時は違う地の空気と光に触れると、
いつも私に何かを教えてくれる気がするのだけど、
現実的に、今の私にはそれすらすることができない。


自分にできる範囲のことで、
自分自身がしたいこと、
そしてそれが何か意味をなすもの。

穏やかに、幸せに、優しく、ゆとりを持って、
そして何より好きなことを、好きな人たちとともにしながら暮らしていくこと。


そんな都合のいい暮らしかたできるのかしら。


でも私には、疑う余裕もないはず…。