配偶者の両親との初対面の思い出 | ひとりぼっち主婦のひとりあそび日記

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ひとりぼっち50代主婦のつぶやき

12時間ほどの距離を車移動し

到着したのは午後11時頃

私は緊張していたが

普通にしていればいいことだし

やはり好きになった人の親御さんなのだから

大丈夫だと自分を励ましたのも虚しく

 

そのご両親は

私たちがその場所を去るまで

微塵も笑顔を見せなかった

お腹を空かせて11時頃到着しても

くたびれているし

目の前に能面の両親がいて

くるりんと曲がった冷えたエビフライを

出されても

味もわからず

もともと食べさせる気もなく

尋問のごとく

怖い顔して

 

将来のわたしらの面倒はどうするだの

ひとりっこだとそちらの姓がなくなるがどうするだの

への字の口と見下すようなまなざしでいられちゃあ

 

食べることもできない

というのに

 

エビフライは口にあわんかのう

と言われる始末

 

楽しく話すこともなく

冷えた空気の中で

もう疲れてるだろうから

休ませてあげたら?と

配偶者の姉が声をかけ

寝床の支度をしてくれた

 

長いドライブで相当疲れていたし

能面との面接でぐったりだったから

早く横になりたかった

のに

 

能面の母がやってきて

私と一緒に寝ようと思うと言い出した

 

配偶者の姉は

そんな。疲れてるんだから

と言っていたが

 

能面の花は

 

わたしの寝るのは嫌ですか??

と聞いいてきやがる

 

嫌ですと言えたらよかったが

その時の私にその勇気はなかった

 

東京での息子の話を聞かせてちょうだいと

言って

布団を二組敷いて

ひとつふたつ質問に答えたが

本気でくたびれていて

すぐに眠ってしまっていた

 

かんべんしてよ

笑顔ひとつ見せないくせに

初対面で布団並べて寝るとか

 

人としてどうなんだよ

 

そんな私の苦しみも知らず

配偶者と言えば

 

わしはどこで寝たらええん?

とニコニコして

能面の母に話しかけて

 

配偶者の姉とどこかに行ってしまった

 

あの時の光景は焼き付いているよ

40年も経った今でも!!!

 

私は

大丈夫だろうか

 

初対面のそういう相手に対して

嫌な思いをさせないだろうか

させてなかっただろうか

 

能面両親のような対応は

していないはずだ

 

普通に笑えていたし

相手に威圧的な態度はとっていないよね

嫌な思いさせてないのよね

 

能面の母は

勝手に決めた結婚相手が気に入らなかっただけ

自分の知らないところで

可愛い息子が勝手に決めたのが

嫌だっただけ

自分が気に入った嫁がよかったのに

勝手に決めてきて寂しかっただけ

かも

 

その気持ちはわからなくはないが

自分の息子が決めたこと

選んだこと

それを

自分の想い通りじゃないと気に入らなくて

息子にではなく

その相手に攻撃するのは

違うと思う

自分の息子のことを信用できなかったのか

思い通りにならなかったのが

嫌だったのか

 

いくつもの嫌がらせとか

意地悪とか

マンガの世界かよって思うようなことを

平気でできる神経が

理解できず

 

あんたのことが嫌いでなくても

あんたの親のせいで

離婚ってこともあり得ますからね!

言わせたのだった

 

やはり

あの親にしてこの子ありか

と思うようになったのは

歳をとってからだった

 

永遠に

この配偶者は

味方にはならないものなんだ

そう思う今日この頃