義母との付き合いは、
もう四半世紀近くになります。
義母と一緒にいて常に思うことは、
自分のことしか考えない人だなぁ、
ということです。
誰かが自分のために
気を利かせて何かをやってくれていても、
ありがたいどころか、
当然のような顔をなさっています。
そして、それを決して
人のためにしてあげることはない。
あれ?言葉が冷たいですか?
そんなことないですよ
会話をしていても、聞く姿勢がない人。
人の話を途中から自分の話に変えちゃう人。
最早会話は成り立ってないんですが…。
これも、私が彼女と出会った
50代後半の頃からそうなんです。
一年程前、私が両親の話をした時のこと。
とても愛情深く育てられたという話から
し始めました。
(あなたと違って…という気持ちも
なかったといえば嘘になります。)
そして私は、
私がこの国に嫁ぐのを、
とても心配したし、おいそれとは
会えない距離と環境である事を悲しんだ。
だけど、夫を信じて、夫だけを信じて、
娘のワガママを聞いてくれた。
ということを話したかったんですね。
すると…。
「夢叶さんの親は、
よくここに来ることを許したね。
私は娘を日本に嫁にやるのも、
隣のA国にやるのさえ嫌だったのに。
私はね……」
と、聞いてもいないことをペラペラと
話し始めました。
何だか、私の両親が私に対して愛情がない、
とでも言いたいのかと思ってしまいました。
愛情の薄い(子供達もそう感じています)
あなたでも、口ばかりではなく、
本当にそう思ったんなら、
きっとうちの親は相当辛かっただろうよね。
あなたは自分の生まれた国である日本に
嫁に行かせたんでしょう?
私の親は、私の夫のみを信じて、
この国に嫁がせたんだよ。
縁もゆかりもない、
私がこの国に来なければ、
名前も知らなかったような国に…。
あまりにも悲しかったので、
「許したわけではないよ。
喜んでここに嫁に出したんじゃない。
ただ、〇〇(夫の名前)を信じて…」
と言うと、
「そりゃ、夢叶さんの親は〇〇と私を信じて
夢叶さんを寄越してくれたんだろうけど」
と言いましたよ、この方
うちの親はあなたを信頼してないし、
むしろ不信感を持っていますよ。
だって、私の親に連絡したのって、
手紙と電話を含めたって、
この四半世紀でたった1回でしょうに。
嫁にくれって自分の息子が
日本にうちの親に頼みに行ってる時だって、
電話したの、うちからですから。
忘れてないですよね?お義母さん。
ここで、冷静を装って、
一言だけ言いました。
「うちの親が信頼してるのは〇〇だけだよ」
これ位なら、神様は許してくれるでしょう。
それとも、鬼嫁の暴言になりますかね?
しかも、ここで義母が、
「寄越す」という言葉を選択するのが
またまた腹立たしく思えます。
もうこれ以上、
義母の声と言葉を聞きたくなくて、
私はその場を去りました。
これが、
人の心も空気も読めない、
不思義母ちゃんの真骨頂とも言える
出来事の一つだと思います。
まだまだありますけどね
こうして書き起こしてると、
どんどん思い出してきますね。
ネタは尽きないもんです。
素敵なネタをありがとう、
不思義母ちゃん