別名

ボーラインノット

キング・オブ・ノットの異名も持つ、ロープワークの代表格



タイプ

固定ループ系

ループのサイズが変わらないタイプ



用途

テント、タープの繋留やトラックの荷台のフックに掛けるなど

ループのサイズが変わらない事から、ロープの端を何かに引っ掛ける系統に向いているかと思います。


※人命救助には昨今では二重8の字結び等が推奨されてるようです



メリット

ループの大きさが変わらないので、対象物を必要以上に強く緊縛してダメージを与える事が無い

(この事から以前は溺れてる人の体に繋留するのに用いられていたようです)


ループの大きさが変わらないので繋留後に強い力がかかっても、基本的にもやい結び部分は緩まないし絞まらない


一度覚えると素早く手軽に結べる


二重にする、強化する、引き解けにするなどの工夫も出来る




デメリット

初めは人によってはややこしいかもしれない(私はややこしかったです😵)


一連の流れ



(1)の時に元ロープが下ならループ小の下から通します
「元が下なら下から通す」と覚えておくと間違いにくいです



ここの部分、必ずしも交点の上を通る必要は無いですが「最後は交点の上を通る」と覚えた方が左右を勘違いしにくいです


それぞれ引っ張って結び目を固めたら完成


動画



ポイント・注意点

ポイントは、上記の繰り返しになりますが手順(2)の「元が下なら下から通す」という所でしょう


注意点は、先ロープの余り部分を短くしすぎない事です。短すぎると引き締める時に力がかかりにくいですし、結び目がすっぽ抜ける可能性もあります