六本木通りから1本入った場所にある壮麗な白亜の洋館「オーベルジュ・ド・リル トーキョー」でランチをしてきました。
今回は建物見学メインのランチです。
10年の歳月をかけて英国から移築し、ジョージアン王朝様式を再現したこだわりの一軒家はシンメトリーの美しいデザインが特徴です。
入口もシンメトリーなデザイン
入ると右手がピンク色の待合室になっています。
白亜の洋館から想像もつかなかった配色に驚きます。
待合室から1階中央のエントランスを抜けると豪華なシャンデリアがきらめくメインダイニング!
思わず声をあげてしまいそうでした。素晴らしい!天井の装飾も素敵
「エントランスからダイニングに降りる導線として機能する階段は、言わば"おめかしした女性たち"のドレスをじっくり皆さんに披露する舞台。ここを降り立つ花嫁はもちろん、女性ゲストたちにとってもそんな18世紀の貴族さながらの雰囲気を味わってもらえる空間なのです。」
ですって。レストランウェディングでここから花嫁、花婿が登場したら歓声があがりそうですね。
特徴的なのがシンメトリーに広がる階段
シャンデリアも装飾もシンメトリー
シンメトリーなデザインから得られる心理的効果としては、「誠実さ」「安定」「安心感」、インテリアにシンメトリーを採用すると、きちんと整った配置が調和を生み、安心感のある空間になるそうです。
となりの方と席が少し近いかなと思いましたが、実際に食事をしてみると全くとなりの方の会話も聞こえず、とても居心地のいい空間でした。
シャンデリアがアンティークなところもいいのかしらね。
ランチコースの「Le Menu d'Alsace」
程よい量でお料理はおいしかったです。
優雅な雰囲気でしたが、若い方もけっこう来ていました。2Fには個室もあるらしく、個室でゆっくり食事するのもよさそうですね。
このような雰囲気のレストランですが、意外にもお子様OKだそうで、近所のお金に余裕のある小さなお子様のいる若いご夫婦がリピートしてそうだなと個人的には思いました。レストランウェディングもいいですね。
ただ、ひらまつ系のわりにサービスがちょっとお高くとまった感じがあるのと、食事の合間に飲み物やらチーズやらを間髪いれずに勧められるのがうるさく感じられました。
お酒がほとんど飲めない私には正統派フレンチ店に見られるスタイルは少々うるさく感じられる。本来、ワインを楽しみながら食事を楽しむのが王道なのでしかたないんですけどね。まあいらなければ断ればいいだけです。
今回は建物見学がメインでしたが期待を裏切らない素晴らしいレストランでした。