日曜日から、迷惑も顧みず、師匠のところにお邪魔している。理由は2011AWの準備だ。DDitとしてのサンプルはもうあとは縫製工場に出すだけとなった。なんとかなりそうで、ホっとしている。しかし、一番やりたかったT.a.lのパーカーの型紙がやっと出来上がった。
昼のお仕事でお疲れなのに、そのことを伝えると、裁断&プリント作業をやってくださった。プリントは生地が生機(キバタ・・・染色も何もされていない、編んでスグの生地。生地のクセがかなりでる)のため、天竺特有のクセを抑えるためにあえてやった。
本当に・本当に・感謝しかない。やはり師匠の手は早い。色々、変更しながらなんとか裁断終了!と思いきや・・・師匠が「JUNちゃん。コレ縫うのどないするの?」との質問。素人ップリに度がつくくらいではすまないボクは質問の意味が解らなかった・・・「???」であった。要は、型紙があるからといって縫製工場の方にわからないと意味が無い。この型紙では、少しわかりづらいし、ボク自身が工場から質問された際に答えらるか?
という師匠の、試験だった。
説明されても何を聞かれてるか、さえわからない状況に、師匠は懲りずに説明してくださり、ようやくなんとかわかった。縫製方法も、なんとかなりそうな方法が考え出された。
ボクは型紙=指示だと思っていた。図面の世界はそうなので、そう思い込んでいた。しかし、パターンナーさんにもクセが色々あり。強み、弱みもあるらしく、このパターンナーさんは縫製にそんなに詳しくないらしく、そういう所を加味した点が型紙に反映されていないらしい。
で、ボクはというと・・・「生地やし、縫える」と単純に思っていた。違うのだ。縫うても外れたりする可能性がある縫いもある。壊しくかくと、ややこしいのだが、紙をノリではりつけるのではない。縫って、着てもらわなければいけないのだ。それには、ソレ相応の技法がある。
師匠が「モノつくる時には、何に・どんなヤリカタで・製品 にするのかをバランスよく考えること。」とよく仰る。
なんとなくわかっていたつもりだがツモリだった。
「デザインを考え、具現するためにどんなヤリカタで、どんな生地に 落としこむかまで考えてやらなければならない。今現在活躍されている有名ブランドでもデザイナーはそういう面倒くさい考え方から、逃げてるヤツが多い」
と聞いた事がある。見た目だけではアカンのだ。
「机上のデザインだけで、丸投げ。そういうブランドは命が短い。たとえ売れたとしても一時期になるとおもう。そういうブランドにはなるな!!ここ(そういう色々な部分、生地の特性、染色、裁断縫製等々・・・)の事を考え、その個々の問題点にちゃんと立ち向かってこそ、ブランドとして、ものを創る人間として、成立する」
と、ブランドをやりたいと思う上で、凄く大事なことを教わった。
初めて会ったときから、仰ってた「芯があるブランド」の意味がようやく少し解りかけた。
しかし、昨日の縫製のお話さえ、たぶんアホンダラさ100%だったボク・・・不安だらけだ。。。
これから、たくさん壁(様々な工程で)が出てくるらしい。昔のぶくならイヤだったに違いない・・・でも、早くその壁が出てきて乗り越えたい。早く、本物になりたいと聞いてて思った。
プリント&裁断は終わった。早朝より、生地の端が反るのでアイロンで伸ばし、重りをのせ生地を伸ばしている。
なんとか下地は整った。。。あとは縫製工場のおねーさま方・・・初めての作品になると思います。命を込めて、アイロンかけました。どうか「デケヘンワ」(工場の口癖らしい・・・笑)なんて仰らずに・・・お願いします。
あと、T師匠。ほんまに、ほんまにありがとうございます。ありえないくらい感謝です。
JUN
追伸・・・多くの方々からまだまだペペへの応援メールを頂戴しています。本当にありがとうございます。一時期ボクもお先真っ暗で、リキ入りまくりでしたが、最近はいい意味でチカラを抜き、長丁場の戦いで、ペペを応援していくつもりです。また随時報告させていただきます。
たぶん今日血液検査。。。少しでも数値が下がり、いい方向に向かうように朝から祈り続けています。
ペペも病に立ち向かってます。ボクも負けてられません!!