月曜日、ご迷惑も考えず、お言葉に甘えて、DDit主宰T氏のアトリエ兼ご自宅にお邪魔した。
本当に本当にいつもありがたい。いま、この方がいなければ T.a.lの存在自体も発展も無い。
この日は前々からお願いしていた、プリントの授業(体験作業)のついもりでお伺いした。
おじゃまして最初に出迎えてくれたのは、ラブラのフランケンちゃんと、シーズーのティナちゃん。どちらも?女の子。久々に触るワンコ。ぼくにニオイが染み付いているのか?とてもなついてくれた。一切吼えない、とてもいい子達だ。
早速授業か?とおもいきや、長年この業界に携わってこられたTさんならではのお話、あのブランドもこのブランドも生産という裏方で支えられてきた、縁の下のチカラ持ちのお話は、本当にオモシロくて、たのしくて、時間を忘れた。
今のアパレル界は(どこもだろうが・・・)いわゆる成功しているであろう、ブランドでさえ、厳しい状況。その現実を教えていただいた。
この荒波に本当に立ち向かえるか?身の引き締まるお話もしていただいた。
還暦を迎えた?と思えないほどのパワフルさと、おもしろさ、茶目っ気、多くの体験から得られた貴重な経験を惜しみなくお話してくれるT氏。ボクはもう完全に弟子きどりである。(そう思えていただけたら、嬉しいが・・・)
あと、やはりアトリエにはサンプルや指示書、生地がわんさかあった。T氏のDDitのデザインライン。雑誌でみたあの商品がボクの眼の前にある。震えてきた。。。しかも「目の前にいるのは、あのTさん(Tさんはメンズの生産では有名な方なんです。お顔もめちゃくちゃ広い)かよ・・・。」である。
「オレなんでここにいてるんや?」夢のような時間であった。
その中で、T氏より新しいご提案を頂いた。T氏の頭の中にあったようだが、実はボクも同じ事考えていたのだ。
で、その一部作業をまずボクがやって、デザインをあげてみたら?と、いうお話。
ギリギリドラエモンが(しかも中国の?)かける、自慢じゃないが、ウルトラ不器用なボクに作業?少しビビッたが、自分も持っていたデザインイメージ。「やらせてください!!」とお願いした。
コレが実現して出来上がれば、とりあえず、お店に持ち込もう!!そういうお話にもなった。
そして、早速授業。プリントの実際のシルクスクリーンの体験、型紙の置き方。専門用語(スジ・わさ という言葉を覚えなさいといわれた)あと、生地の話。
裁断機もお持ちで、体験させたいただいた。初めての事だらけで、知恵熱でるんちゃうか?と思えるほどであったが、美術はいつもせいぜい2。
技術家庭では、いつも作品が出来なくて居残り・・・オマケしまくってもらえてもらって2。
手先の不器用さは自慢じゃないが、間違いなく5である。
そのぼくが、「ものつくり」をしてみたい、自分の出会う子供に会いたいと思ったのだ。
あの感覚は始めてだ。。。インテリアデザインのアシ時代。ミスを恐れて、製品のあがる日には胃が痛くなった。そのぼくが・・・ほんまかいな?である。でも今の時点では、解らないが、こう・・・なんか・・・
「ツクリタイ」
なんです。
先日の記事でもお話した、コラボのお話も勇気を持ってさせていただいた。「サンプル作ってください!!」と、恐れを知らないとは、スゴイことである。。。
「絵描いてきて、もう少し、具体的に話し進めよか。」
・・・。絵か・・・。避けて通れないが、ツクリタイ病にか冒されたボクはやるしかないよね。。。と思った。
T.a.lとして、あの日から一年も経っていない。。。
5時間以上居てて、しかも奥様から、お昼とお茶の差し入れ(2回も!!)なんと言っていいか解らないくらい、楽しくて、ほんとうに、本当に、ありがたい日だった。
大きく何かが動いているのを感じている最近。
自分の環境が幸せすぎるのと同時に、チカラ不足を痛感します。でもチカラが無いからは言い訳にしてはいけない。自分の大好きな洋服を着てくれる人を街で見かける日の為に。。。。
今日の大ちゃんの詩
土の中には見えないけれど いつもいっぱい種がある 金の星社より
「月の光は
心の薬みたいな
気がする」