みなさん、こんにちは。前夜祭担当だった眞壁です。みんなちょっと感動的な投稿が続きますが、久々に軽いネタを。今日の前夜祭裏話は「江原ロック」です。「ライオンキング」を観た人は分かると思いますが、「プライドロック」をパクリました。赤司実行委員長が「高いところに上がりたい」と言い出したために作った大道具です。ただし、あの最終形になるにも紆余曲折がありました。ちなみに赤司を高いところに上げる方法として出たのが、

1.ワイヤーで吊るす→危険なのでNG

2.人間大砲で飛ばす→危険なのでNG

3.トランポリンで飛ばす→危険なのでNG

4.はしごと滑車を使って赤司を吊り上げる→危険&縛り首みたいなのでNG

5.はしごを登らせる→安定性に問題があり、演出上イマイチ

6.階段を登らせる→演出上イマイチ

ここから階段を横にする→足元を見えないように装飾する→ライオンキングのプライドロックみたいなのにする

と変化していったのです。ただ、「ライオンキングみたいにしたいよねぇ」と言っていた片岡も私も実際にライオンキングを観てませんし、2や3の案は赤司の身体の安全なんか全く考慮してません(超適当)。まぁ、赤司に相談しても、「なんさま俺をかっこよく見せてくれ」としか言わないんでね・・・(^_^;)

骨組みは「イレクター」という、日曜大工用品を使いました。本来は人間が登るものではないのですが・・・。ちなみに作ったのは私です。(^_^)vv 高さ2mちょっと、横幅4m弱、奥行き1mで3分割できます。表の装飾はおもに元8室の柳さんが担当してくれました。

しかしながら、舞台上における一番の懸案事項というのは、実は安全面の確保と搬入搬出でした。

「壊れない?どうやって安定させるの?誰が搬入するの?」という先輩方からの質問への私の最終的回答は、

「(多分)壊れません!。同級生のみんなが搬入して支え、搬出します!」



というものでした。実際の裏方メンバーが確定して先輩方からの(安全面を配慮した)GOサインが出たわけですが、裏方で江原ロックを支えてくれた人、ほんとうにありがとう。

ちなみ江原ロックの骨組みは現在私のお寺真法寺にあります。おそらく洗濯物干しとして余生を過ごすことになるでしょう。