やりたかったことの3つ目。

真っ昼間の‥。

 

 
観劇・・大好き。
とにかくライブ感がいい。
全国ネットのテレビじゃないから、
脚本がギリギリの
ところを突いてくる。
セリフに込められた・・思い。
う〜ビシビシ伝わってくる~。
 
平日の真っ昼間の公演、
のんびりランチして・・
ブラブラ街なかを抜けて・・劇場へ。
 
あ~なんて素敵な~♪
 
今日は知人が脚本、主演のお芝居へ。
 
時代がね、
1983年から始まって・・
1989年
1999年
2009年
2020年
そして2024年
 
そう昭和58年~令和6年、
舞台の小道具の一つである「映画のポスター」が
場面ごとに変わるのに
目が釘付け(⋈◍>◡<◍)
 
だって、超懐かしい。昭和~。
もう昭和年代には笑みがこぼれちゃう。
 
潮騒、寅さん、ET、カクテル、ビューティフルライフ、
1989年のトップガンが、
2020年のセットではドップガン・マーヴェリック
 
デバイスも、七変化。
昭和ピンクの固定電話⇒ケータイ⇒スマホ。
たまごっち⇒newたまごっち、まねき猫?
完全に昭和生まれの大人たちに照射してる~
 
時代の流れを通して、
女性の社会進出を幕ごとに描いていく作品だった。
ちょっと辛口に。
 
あ~あ~あ、あった・・あった。
はて?なんて
言えない雰囲気?ううん、
考える余地さえもなく・・「あたりまえ」。
「みーんなそうしている」って見えない同調圧力。
 
・お茶くみ(なんだそれ?って子どもに突っ込まれた)
・寿退社・・(もう死語に近い)
・旦那さんを当たり前に支える献身的?良妻
・旦那さんの仕事で自分のキャリアを諦める
(このお芝居では
旦那さんの仕事が軌道にのった為に
自身のシンガポールへの栄転を辞退するって設定)
・苗字が変わる・・もやもや。
・シングルマザーの生活苦
・ワンオペ
・不妊治療・・
・子どもがいない女性のいきづらさ
・女性のお飾り管理職
・結局、仕事だけの女はダメで
2024年には
仕事、子育てを両立していることが称賛される
世の中。
 
ついこの前までの私。アホくさ。
 
誰かが勝手に決めた
社会性という名の「歯車」に
ただただ、ぐいぐい動かされてきた~って
ことを言いたかったんじゃないかな・・この作品。
「いい加減にしろよっ!」って。
私も言いたいわ~。
 
そんなことに疑問をもっても
社会性のある大人を演じてきた。
超~ものわかりのいいフリをして。
それが、昭和の人。
あっという間に年を重ねてきちゃったな・・。
 
ここから先は、「社会の歯車」じゃなくて
「自分らしい自分の歯車」をゆっくり、
時には‥とめて・・。
そうそうワガママに主体的に回していくよ!
 
そんなことで
考えさせられたり、
自分を取り戻して元気をもらえるのが
私にとっては、観劇。
私の観劇の原点はシェイクスピア。
あの時代に思いをアートに変える魔術師だった。
 
さて、次は何を観にいこうかな。