梅雨明けしていないのにこの連日の暑さ、冷房をフル稼働していても暑いです
★私は
「感謝の気持ちを忘れない」「君を大切にしない人とは絶対に関わらない」
という芥川賞作家・辻仁成さんのエッセイに出ていた言葉に感銘を受け
この二文を書き写して パソコンのふたに貼っています
パソコンを開こうと ふたを開くたびに「そうだ、そうだ」と思います
そして、もう一つは「他山の石」という言葉
"人のふり見て我がふり直せ"とよく似た意味を持つ故事成語です
★現在は関西に拠点を移している私ですが、もともとは愛媛県今治市の人間で
ある時、今治在住の共通の知り合いの話題になりました
「そういえば、○○さんどうしているの。もう後期高齢者でしょう」
私が尋ねますと、
「あの人ったらねえ」
と、彼女は顔をしかめて話し始めました「二十年くらい前になるけど
寄り合いに行った時 ○○さんが『いやあ、僕は驚いたねえ。
△△さんの奥さんがマイセンのカップでコーヒーを出してくれたのはいいけど、手盆なんだよ 手盆!
ボカァ、呆れたよ』と声高に身振り手振りで △△さんの奥さんを笑いものにしていたのよ。
私、よほど『あなたの奥さんも、あんな家の子だから着物の着方もしらないのねと笑われてるのを知っているの』と言ってやりたかったわ」
彼女の言う「あんな家」というのがどんな家なのかはさておき、
○○さんの奥さんと彼女が同い年ということもあってか 「あの子の母親も変わった人で、着物を着ていたら上品だと思い込んでいてね 参観日になると着物をだらーんと着て現れるのよ。おかしいったらなかったわ。それに……」
と、延々と悪口(?)は続きます
ところが、この人もまた「”紅の豚”みたいな顔してるくせに、他人さんの顔の欠点をあげつらっているのよ」
と言われているのです
さすがに、「あなただって、スタジオジブリ作品の『紅の豚』に似ていると言われているわよ」と言えないので
「ふうん」
と聞いていましたが
「目糞鼻糞を笑う」とは まさにこのことだと思いました(◎_◎;)
★以来、人の噂話を聞く場に居ても
それを他所へもっていって軽々しく話さないようにしようと戒めています \(^o^)/