紫陽花がきれいに咲き誇る六月になりました

皆さま、お元気ですか

 

先日、紫式部の邸宅跡『廬山寺(ろざんじ)』で開催されていた紫式部展に行ってまいりまして

ありがたい御朱印も頂いてまいりました

蘆山寺 源氏庭 等々については

以下の

 Leaf KYOTO サイトhttps://www.leafkyoto.net/230914-kyoto-rozanji-gosho/

緑がとても綺麗でした

 

さて、

私が京都に行くときは

泉北高速鉄道を使って難波に出て

地下鉄御堂筋線に乗り換えて 梅田から阪急線で四条河原町というルートを使います

 

★この日もいつものように泉北高速鉄道泉が丘駅から乗った時のこと

そんなに混んでおらず、ご老人と二十代くらいのお嬢さんの間が空いていたので その間に座らせてもらって

いくつか駅を過ぎたとき

「○○にはこの電車でよかったんですかいね」

左隣りのご老人に尋ねられました

★よくわからなかったので右隣りのお嬢さんに聞いてみますと

それまでイヤホンで音楽を聴いていたお嬢さんがイヤホンを外して

「これは急行ですからその駅には止まりません 

堺東で乗り換えてください」と、優しく教えてくれました

 

「田舎から出てきたから ようわからんので助かりました」

そのご老人は(入れ歯を外して出てきたらしく口元がすぼんでいますが、血色もよくてとてもお元気そう)お喋り好きらしく

「子供が商売で成功してな、わしは今は楽隠居なんよ 云々」

伺いますに、吉本の芸人さんたちがよく来る食べ物屋さんだそうです

★80超えているというご老人「息子がドでかい屋敷を建ててくれて、中庭をはさんで息子夫婦と暮らしとるんよ」

私とお嬢さん、口をそろえて「お幸せな老後じゃないですか」

「うん」

と、にっこり(*^-^*)

そして「子供が『お父さん、財布を持ち歩く時は落とさないように気を付けよ』と言うんで

外に行くときは胴に巻き付けるようにしとるんじゃ」

やおら、シャツをめくって腹巻きの半分くらいの幅の胴巻き(?)にいれた長財布を見せてくれました

 

右隣りのお嬢さん「フーテンの寅さんみたいですねえ」と目をぱちくり(◎o◎)

私も"今どき胴巻きにお金!!"と ちょっとびっくりしたものの

昭和を彷彿とさせてくれるご老人に 愛しさと親しみを感じました

 

乗り換えの堺東の駅に着いて

「また会えたらええなあ」

と、私たちにひらひら手を振って降車されたご老人、

いついつまでもお元気で(*^。^*)