皆さま、こんばんは
今日6月23日は、日本軍の組織的な戦闘がこの日をもって終結したとされる「沖縄慰霊の日」
早くも78年前になるんですね(-_-;)
無謀な戦争のせいで命を落とされた方々の無念を思う時、恒久平和を願うのみです
★さて、朝から
“タイタニック見学ツアーで行方不明になっていた潜水艇タイタンの破片発見、
乗っていた五人全員死亡、水圧によって押しつぶされたと見られる”
というニュースが駆け巡っています
この見学ツアーが探索なのかレジャーなのか(おそらく、物見遊山の色合いが強いのでしょう)
タイタニック沈没によって大勢の犠牲者が出たことを考慮したら
安易にこうしたツアーを計画すべきでなかったと思います
見学ツアーの費用は 一人3500万円
「これくらいの金額は痛くも痒くもない」という富豪相手の商売を思いついた人は、
タイタニック号の乗員乗客の三分の一しか生還できなかったという悲しい事実を一顧だにしなかったのでしょうか
★以前パールハーバーを訪れるツアーに参加した時、
1177人の御霊が眠るアリゾナ記念館に案内された私たちは
ガイドさんから「ここはパールハーバーの海上に建設された慰霊塔です。
下を覗くと、海中に巨大な戦艦アリゾナが水没しているのが見えます。
決してふざけた態度をしないでください。ここは墓地なのですから」
と、敬虔な気持ちで祈りをささげて……と指示されました
このツアーはタイタニック見学ツアーなどと違って、
日米の歴史を改めて考えさせられると同時に「決して戦争をしてはならない」という戒めの意味でも大いに役立つものでした
★タイタン号の機能に問題があった云々を語る前に、
(亡くなられた方々のご冥福を祈る気持ちに嘘はないですが)
真摯な気持ちで、死者が眠る場所を軽々しく侵すものではないという原点に 立ち戻るべきと存じます<(_ _)>