寒い日が続いています、
皆さまお変わりなくお元気ですか(^-^)

来年の年賀状の宛名書きも終えまして、なんとか今日のうちに投函できました
「たかが年賀状、されど年賀状」、
新年度のご挨拶状を出すまでは気になって仕方ありません

さて、今年(寅年)年賀状に
「75歳を節目として、これで年賀状を卒業させていただきます」
と表明していた人がおられて(愛媛から関西に拠点を移してからは彼女とは会うことがなかった人なので)
彼女も早くも75になるのかと、その時改めてびっくりしたものです
年賀状卒業を表明された人にお出しするのは迷惑だろうと今回、筆ぐるめの宛名欄から消しました

ここまで書いて、北杜夫さんの「万能ハガキ」を思い出しました
『楡家の人びと』なと名作をたくさん残された知られる北杜夫さんは
万能ハガキを発明されまして
「あけまして」・「ご逝去」・「合格」・「落第」・「離婚」といった項目を作り、
年賀状の場合だと「あけまして」に〇をつけて下に「おめでとうございます」と書き、お悔やみの場合だと「ご逝去」に〇をつけて下に「お悔やみ申します」と書くというもので
「結婚」しました・「合格」しました
はともかく
「離婚」しました・「落第」しました
と知らされても、
受け取ったほうはなんと言えばいいか面食らってしまいますよね(-_-;)
エッセイに「この万能ハガキを流行らせたかったのに、不評だった」と書いておられて チャーミングな人だなあと思ったのを覚えています

いずれにしましても
私も冒頭に触れた彼女のように75歳か80歳あたりを節目として 年賀状卒業することを視野に置いておかないといけません
そんなことを考えるとちょっと寂しくなりますが まだ75には少し時間もあることですから
「明日を思い煩うことなかれ」と奮起して 一日一日を楽しく過ごしていこうと思います(^-^)/