その昔、民間療法的なものにはまっていた時期があった


今も好き。


飲んでいた精神薬を勝手にやめて、

民間療法をいろいろやった


飲んでいたのは精神安定剤だと思う

食後に一錠。名前忘れた。

頓服でワイパックスだったかな。


月経前症候群がひどかったので、

市販の鎮痛剤は大箱で買って常備していた


民間療法にはまった時期は

薬は体に良くないと思い込んで、それら含めて全部の薬をやめた


いろんな情報に触れるたびにそれを試してみて

なんか良くなってる!と喜んだり、

結果が出ないのはやり方が徹底していないからだとどんどんやったり



あの時期、しんどかったなぁ


結局、思うような心身の変化はなかった



でも出産するまで薬を飲まない生活は続いていたし、

いろんな民間療法や西洋医学ではない体のメンテナンスを試していた



入院しないと助からない出産で、

息子は薬と人工ミルクがないと即死だろう

それが4年前。




私が西洋医学以外の方法にもとめていたことは、

結局は即時的なな大きな変化だったんだと今になって気づく


多くの民間療法の根幹にあるのは、

症状だけを取り除こうとすることへの疑問なんだと思う


症状に苦しみや辛さ以外のものを見つけ出し、

症状を作り出すおおもとへのアプローチなんじゃないかな



「本来の自分に還る」みたいな言葉に魅かれていたな。

民間療法を実践することで心身ともに健康になって、本来の自分の輝きが増す、、、

そんな経験談をいくつもみて私もそんなふうになりたかった



でも私の感じていたことは

この辛さから抜け出したい

この痛みを取り除きたい

ということだったんじゃないかな


それなら西洋医学でもいいよね



きっと「この私」じゃない私があって、

それに戻れたら、このしんどさから抜けられると思っていたんだろうね


この私じゃない私って誰?

この私が私だよね。



蒔いた種しか刈り取れない


それだけなんだと思う



西洋医学も他の方法も魔法じゃないよね

魔法はない


でも不思議と魔法を求めていないと魔法みたいなことが起きたりするんだよなぁ