「年34日だけの洋品店

大好きな町で私らしく働く」

 

集英社刊 井形慶子著

 

を読みました。

 

 

 

井形慶子さん、

イギリス好きな方なら

知っていらっしゃるかな?

 

「英国生活ミスター・パートナー」

という英国情報誌を発行される

編集者であり、作家の方です。

 

会社経営もされているので

起業家でもありますね。

 

 

著書はホントに多数で。

私も数冊、読みました。

 

英国生活の紹介や、

 

中古不動産を

英国風にリノベする実録の本は、

とっても面白かったです。

 

 

「英国生活ミスター・パートナー」は

書店では見かけず、

確か取り寄せて

読んだような記憶がありますが、

 

現地での写真が豊富で、

美しいムック本のような月刊誌。

 

 

緑豊かで、古いものを大切にする

丁寧なイギリスの暮らしに、

憧れを募らせました。

 

 

で、本題に戻りますと、

その井形さんが

本拠地ともいえる吉祥寺で、

 

英国の神髄を伝える

雑貨店を構えたんだそう。

 

 

井形さんのこだわりがたっぷり

つまったお店は、

なんと年間34日間しか

オープンしないそうなのです。

 

二か月に一回、数日間という頻度。

 

しない、というか、

本業があるので、できないというか。

 

 

店舗経営の経験は初めてだそうで、

オープンまでの軌跡や

オープンしてからの奮闘記が

 

井形さんの人柄がうかがえる

愛にあふれた文章でつづられます。

 

 

井形さんね、

文章がホントにお上手なんですよ。

 

井形さんの手にかかると、

臨場感たっぷりに

ぐいぐい引き込まれて読んでしまう。

 

 

こんなトラブルがあって...

というような問題勃発のくだりは、

どきどきはらはら、

その場にいるかのように。

 

思い入れがあって

それが希望通りにいった結果には、

あぁ、よかったーっと、

自分まで胸をなでおろしてしまいます。

 

 

そんな井形さんがオープンしたお店なら

ファンがつかないわけ、ないですよね。

 

私も俄然、

吉祥寺に行ってみたくなりましたラブラブ

 

 

直近では10月27日から31日が

オープン日なんだそう。

 

 

千葉からではちょっと遠いけれど、

せっかくの機会なので

足を延ばしてこようかなと思いますニコ

 

 

 

英国由来の

ジャムやクッキーも買えたらいいなぁおねがい