桜がもうすぐ満開になる。


 桜の季節は毎年、私は上京した4年前を思い出す。


 4年前、周りが地元出身か、大学から東京にいる人たちばかり

で、私だけが東京を知らなかった。そのことを恥ずかしいと思って

はいなかったけど、みんなについていこうと必死だったかもしれな

い。


 仕事もそうだ。みんな優秀な人ばかりで、気にしないようにはして

いたけれど、自分と比べてしまっていたかもしれない。


 友達を増やそう、東京を知ろう、仕事をしよう、私生活を充実させ

ようと、ずっと何かぴんと張り詰めていたかもしれない。


 すぐにうつの症状は出なかったから、上記のことが原因ではない

かもしれない。でも私はきっとどこかで何かを無理していたんだと

思う。


 上京して4年たったと思えない。どこかで時計はゆっくりと動き始めて

しまったみたいだ。


 この職場、東京は私に合っていないのだろうか。合っていなくても

私はここにいたかった。地元には帰りたくなかった。もがいているうち

に東京にきて5年目を迎えようとしている。


 ゆっくり動きだした時計を元には戻せない。ゆっくり動き出したおかげ

で知ることができたこともある。


 社会の中で生きていくには自分のペースだけで生きられないことも

ある。この先復職したとしたら、職場では一人の社会人だ。うつは理由

にならないこともあるだろう。復職したい。4年前の私のように、希望を

持って働きたい。でも不安も大きい。


 不安を聞いてくれる同僚がいる、ブログで自分の気持ちを吐き出す

ことができる、4年の間に得たものもあるんだ。ずっとひとりぼっちだった

わけじゃない。


 友達100人なんてできなかった、そんなに東京に詳しくなれたわけ

じゃない、本当の大都会は住みたくなくて埼玉に住んでる。でも今の

私はそれで満足。妥協したわけじゃなく、自分のこと知ることができた

から、私のライフスタイルが構築されつつあるのかも。


 不安だけど、前に進まないと。このまま終わりたくない。仕事を辞め

たくない。だって私まだ本気で頑張ってないと思うから。甘えてたと思う

から。


 今年の桜に、復職することを誓い、来年の桜には、私頑張って働いて

るよと伝えたい。きっと実現するよ。きっと実現させるんだ。