4-2 逆転連鎖の街角
初めての法廷で王泥喜が師匠と職場を失ってから2か月。
成歩堂からの電話で「成歩堂法律事務所」へ向かうと、そこは「芸能事務所」になっていた。
そこで出会った成歩堂の娘:みぬきから、成歩堂は入院中だと聞かされるが...
弁護側
王泥喜法介
前回の事件で職場を失ったが、成歩堂からの「事務所が大変なことになっている」という連絡で、芸能事務所を訪れる。
結局断れずに「ひき逃げ事件」「盗難事件」を調査することに。
(王泥喜が調査を引き受けると成歩堂親子は「釣れた」とあんまりな喜び方をしていた)
また牙琉検事から「おデコくん」と言われ、兄を有罪にした存在として興味を持たれている。
一見無関係な事件を追ううち、街を巻き込んだ大騒動へと近づいていく...
成歩堂みぬき(15)
成歩堂龍一の娘にして、成歩堂芸能事務所の所長。
まだ中学生ながら事務所一の稼ぎ頭であり、プロのマジシャンを自称する。(父親曰く「天才」)
毎夜「ビビルバー」でマジックを披露している。
所属している人が2人しかいないので、事務所はどちらかが欠けるとすぐさま路頭に迷い、家賃や給食費も払えないらしい...
ちなみにクラスでは級長。歯で銃弾を受け止めることができる。
自分も「ある物」を盗まれてしまい、王泥喜と一緒に捜索する。
その犯人は「宇狩外科医院」のガレージへ逃げ込んだが...?
成歩堂龍一
仕事場のソバ屋へ向かう途中ひき逃げに遭い、(ボンネットに跳ね上げられ10M程飛ばされ)電柱にしたたか頭をぶつけて入院...幸い足首の捻挫だけで済んだが。
自分が動けなくなったので、「大変なことが起きている」と事務所に王泥喜を呼び、「ひき逃げ犯を見つけてほしい」と依頼。
だが初日の法廷には「足の古傷が痛むから」と来なかったが、2日目になると「ソバ屋でピアノでも弾いてる方がマシなくらい退屈」だとさっさと退院。
みぬきからは「新しいママ」をせがまれている。
医者に隠れてグレープジュースを飲んでいる。
また病室のベッドの上は「トノサマン」「ナニサマン」などの子供向け番組のDVDで埋め尽くされている。(とある知り合いにレポートを書いて送っている)
7年前、「ある天才」の死にまつわる法廷に立ち、そこで証拠品を捏造した罪でバッジをはく奪された。
対決したのは、当時17歳だった牙琉検事...?
検察側
牙琉響也(24)
牙琉元弁護士にそっくりな弟。アメリカで検事になったらしい。みぬき曰く「バイクに乗った王子様」。
成歩堂とも因縁があるようで彼からは「ロックでコシャクな男」と呼ばれる。
また担当刑事の茜とはウマが合わず、「ジャラジャラした検事は嫌い」と言われている。
ミリオンヒットを3つも飛ばした人気バンド「ガリューウェーブ」のボーカルでもあり、法廷の空気が固いという理由でエアギターをかき鳴らす。
捜査中も女性ファンの声援が止まない。(もちろんバンドをやっているのは「女の子にモテたいから」。)
2日目の探偵パートでは、バイクの排気パイプが詰まって動かなくなってしまったが...?
(公務員が副業してはいけません)
被告人
北木滝太(19)
キタキツネ組の一人息子にして跡取り。両親とは違い柄が悪く、弁護人の王泥喜や実の父親に向かっても暴言を吐く。
宇狩氏の殺害についても自分がやったと語り、むしろハクが付くからと有罪になろうとする。
半年前に別の組との抗争で突っ走って心臓を撃たれ、その時に宇狩院長が手術を失敗したのが今回の動機...?
父親の方針には「極道が金儲け第一になったらおしまい、俺が組長になって組を続ける」と反対している。
(組長が始めた健康診断によると、弾丸は心臓スレスレで止まっていたが...)
誕生日にはいつも「ガムでできたドス」や「花札のチョコレート」を貰っていた。
特に母親からのとあるプレゼントには大喜びで、抱いて眠っていたという。
被害者
宇狩輝夫(46)
宇狩外科医院院長。人情公園にて右こめかみを撃たれ、やたぶき屋の屋台を引いた格好で発見される。
最近キタキツネ組との繋がりを持つようになり、「キタキツネ割引」なるキャンペーンで儲かっていたらしい。
その割には滝太の手術失敗を隠し、黙って退院させているが...
さらに、調査によると成歩堂ひき逃げ事件の犯人だった...?
麦面からは、幼稚園のゆり組の頃からのライバルだと思われている。
麦面が先に始めたことを、いつの間にか宇狩が追い抜いていく...という関係だった。
証人
河津京作(22)
事件の目撃者。勇盟大学理工学部の3年生(つまり学部は違うが、成歩堂の遠い後輩。)
学生帽を被り本を持ち歩く「真理の探究に心を砕き、全てを理系の頭脳で思考する男。」頭の後ろは刈り上げている。
スイッチが入ると、早口で長々と論を述べる癖がある。
先生や友達からは「河津は目だけはいい」「見かけによらずいい奴」と言われている。
スーパーでの買い物帰り(お菓子売り場で試食するのが趣味)に公園で事件を目撃。
犯人に向かって「キミタチ、ヤメタマヘ!」と叫び、犯人が逃げた後で携帯電話から通報した。
みぬきには彼になぜか見覚えがある...?
裁判長
サイバンチョ
地方裁判所の裁判長。
花嫁修業中の美波を見て「最近の若者は、結婚する年齢になっても温泉卵も作れない」と嘆く。
関係者
矢田吹麦面(46)
みそラーメン屋台「やたぶき屋」の15代目主人(が、ネギが嫌い)。ハーモニカがクールなべらんめぇ口調。
以前は親に反対して別の仕事を選んだが、1年3か月前に屋台を受け継いだ。
先代の頃は、弁護士だった成歩堂と「副所長」さんがよくラーメンを食べに来ていたらしい。
その屋台を何者かに盗まれてしまったので、王泥喜に探してほしいと依頼する。
また隣に立った「宇狩外科医院」を陽が当たらなくなるからと毛嫌いしている。
ちなみに妻帯者で、メスの犬「レンゲ」を飼っている。
やたぶき屋のマスコットキャラの名前は「しょっぱ君」という。
宝月茜(25)
この事件の担当刑事。(本人曰く名ばかり)
かつては科学捜査官を目指してアメリカに留学していたが、試験に落ちたことで普通の警察官になった。
そのせいか不機嫌なことが多く、かりんとうを食べてストレス発散している。
高校生時代には成歩堂と一緒に、姉の事件を捜査をしたこともある。
捜査をするなら「クールで眉間にシワを寄せて、じゃらじゃらよりヒラヒラ」したタイプの検事がいいらしい。
机の上は散らかっていて、よく電球を割る。
さくさくさくさくさくさくさく...
キタキツネ組
北木小梅(42)
キタキツネ組4代目組長の妻。滝太の母でもある。みぬきからは「小梅のネエさん」と呼ばれる。
怒るとほうきに仕込んだ刀を見せて脅かしてくるが、普段は気のいいおばさん。ひき逃げ犯が散らかしたペンキを掃除していた。
キタキツネ組は公園を寄付するなど「地域密着型」のヤクザを自称し、昔ながらの極道では食っていけないと語るが...?
息子については「悪ぶっていても、人を撃つことはできない」と信じており、父親と話を着けてほしいと思っている。
また今回の事件で捜査が入ることを「最近では綺麗な金が必要になったため、組にとっての潮時」だと考えている。
みぬきと同じ物を誰かに盗まれている。
北木常勝(56)
キタキツネ組4代目組長。滝太の父。
組長というだけあって威圧感は凄まじいが、なぜか狐の絵が描かれた可愛いエプロンを着けている。
跡取りの教育には厳しいが、それだけに「息子は殺人をしていない」と信じているようである。
方々に顔が効くようで、最近では極道から足を洗い、組を普通の企業にしようとしている...?
「頑張るだけではダメなのですよ、この世の中...もし万が一の場合には、真実を思い知ることになるでしょう。その短い人生の最後に...」
並奈美波(21)
滝太の婚約者。(昔のことは話したがらず、家族にも反対されているが、退屈な仕事に見切りをつけて「極道の妻になってもいいかな」という心境。)
滝太とは昔の職場で知り合い、来月入籍の予定。最近は組に寝泊まりしているが、小梅からはあまりよく思われていない...?
成歩堂芸能事務所のチラシを見て「滝太君の弁護をお願い」と王泥喜に依頼する。
滝太はなぜか彼女を「ペテン師」「堕天使」と呼んでいる。
(しかし依頼状に「果たし状」の裏を使う、滝太を「やんちゃなお年頃で可愛い」と言うなど結構お茶目?)
2日目の法廷では、検察側からの要請で証言台に立つが...?
その他
引田院長
引田クリニックの院長先生...を名乗る謎の患者。
(前にもこんな人がいたような?)
みぬきのような若い女の子が好き。
???
1日目の法廷に乱入してきた謎の男?
みぬきを人質に取り、20分の休廷を要求する…
みぬきは王泥喜に、控室に来るように言うが…
実はみぬきが芸で使う人形「ぼうしクン」
みぬきはある程度人の心が読めるらしく、成歩堂がポーカー勝負で負けなしだったのもみぬきのおかげ。
王泥喜にも(腕輪を通じて集中することで)なぜか人の動きを「見抜く」力があり、それについて教えるため一時休廷させたというわけである。
ちなみに裁判長はこの騒動で腰を抜かし、牙琉検事に背負われて執務室まで連れて行ってもらった。
感想
一見無関係な事件が実は複雑に絡み合い、二転三転する真実...
お騒がせなだけに見える証人も、何やかんやで事件に関わっている...(おまけに面白キャラ)
被害者も犯人も同情の余地のない悪人...
そして最後に明らかになる親子愛...
4の中で一番「逆転裁判をプレイしてる」ってシナリオだったな。。
(麦面さんも言ってたけど、「被告人が銃弾で死にかけてるのに裁判してる場合じゃねー!」とは思ったw)
美波さんの「私の一番の失敗は、あなたに依頼したことよ、弁護士さん。何でも事務所なんてふざけたチラシを配ってるくらいだから、『この人なら間違いなく滝太君を有罪にしてくれる』って思ったの。」のセリフは、よく考えたらかなり怖いけど。。
100%の悪人って実は珍しいような。。
2話ということで、新キャラが続々登場!
まずはみぬきちゃん。
逆裁恒例の元気っ子ヒロインですが、女の子がまさかのパンツ芸とは。。
パンツさん...河津さんは彼女に弟子入りしたのかな。。
まだ未成年ながらマジシャンとして活躍している彼女が、なぜ成歩堂の養子になったのか...は4話で。。
(法廷でオドロキ君を差し置いて推理を披露するのはどうなのw)
そして牙琉検事。
成歩堂のバッジはく奪にも関係している彼ですが、真実の追求に協力してくれるし(そのために検事になったって言ってるし)悪人ではないのかなー。。
過去作のみっちゃんや冥ちゃんが1作かけて出した答えに、最初から辿り着いちゃってるけどw
ダメージモーションも無いし、あんまり「敵」ってイメージではないな。。
蘇る以来の茜ちゃん。
本作ではなぜかかりんとうさくさくお姉さんですが、新しいカガク捜査させてくれて楽しいです。
(彼女が科学捜査官になるのは「6」までお預け。。ってそれなら今作で夢を叶えてもよかったような。。)
この章ではオジサンキャラがかっこよかったなー。
黒髪の麦面さんは言わずもがな、常勝さんもそこ目じゃなくて太い眉毛だったのかよ!と。
「息子の手術費が大量に必要、だから極道はやめて真っ当な企業にする」ってまさに親の愛だな。。
このシリーズって(そうじゃない人もいるけど)ロクでもない親が多いからなwこういうエピソードは好き。
オドロキ「みぬきちゃんが教えてくれた、オレの中の不思議な力…そして、この腕輪の謎…この子と一緒なら、きっと
…今の成歩堂さん、ちょっと苦手だけどね…」
麦面のラーメン屋に向かいながら、オドロキは「成歩堂なんでも事務所」に加わってもいいか、と思い始めていた…
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