腹痛と体力低下で弱気から、ちょっと復活の3週間 | 淡々と生きる卵巣がん患者(でいたい)

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2022年1月卵巣がんステージ4と診断されました。

年1~2回のキャンプ登山を楽しみに生きてきた、50代です。

申しわけありませんが、今ほとんどWifiがない場所にいることと、元気がないのとで、しばらくコメントの返信はできないと思います。

再燃後5回目の抗がん剤治療をしてきました。

 

2022年1月から行った初回と同じパクリタクセルとカルボプラチンです。

 

 

前回の4回目抗がん剤治療から5回目までの3週間は長〜い怒涛の日々でした。

 

抗がん剤治療中なのに腹水は増え続けるし、色々な激しい腹痛があり、アンチ薬だったので慣れない痛み止めや便秘薬を試行錯誤しながら服用し、救急に駆け込んだり、仕事で無理をして体力気力がなくなって寝たきりになったり。

 

 

 

まず1週目の、抗がん剤が癌細胞をやっつける痛みが、今までになく強く、一日中寝込むほどだったこと。ふとん1ふとん2ふとん3

 

また、3週間を通して気絶するかと思うような腹痛が、夕食後に何度も起こったこと。

投与後13日目に起きた夕食後の痛みは、薬を飲んでもすぐには効かず、痛みで体は強ばり、心臓が苦しくなって、気絶するかと思ったほど。

吐き気で2日間何も食べていなかったのに茶色い物体を戻してしまって、腸閉塞かと思って救急に駆け込みました。病院 車ダッシュ (腸閉塞ではありませんでした)

 

 

また、いつもなら1週目にがん細胞をやっつけるため腹水は減って、2週目は安定。3週目にはがん細胞が復活して成長する痛みがあるのに、今回は全く腹水は減らず短い期間に大量に溜まり、癌細胞成長の痛みは1週間早く始まりました。

 

抗がん剤を投与したのに、前回の腹水穿刺からたった18日でまた4.1リットル。

前々回は約1ヶ月間隔。その前は1ヶ月と1週間間隔。今回は急に短くなった。

もう腹水を抜いてもすぐに溜まるし、結局腹膜播種の癌細胞のためお腹は常に重く腹筋に力が入らないため、すぐに疲れて横になり、筋力は衰えていきました。

 

 

あとは、ひどい便秘というものにもほとんどなったことがないのに、数日便通がないことがあり、拒否していた薬を飲み始めました。

 

ただ薬の服用というものに慣れていなくて、飲むタイミングや量が分からず、倍量飲んだら結局吐いてしまったりで、四苦八苦しました。

 

 

食事はお腹が空かないので1日2食。食べるとお腹が痛くなるので食べるのが怖くなって、ほとんどおじやばかり食べていました。

 

 

でもそれでは栄養が十分に取れなくて。ネガティブ

 

腹痛で寝込む→食べる恐怖で食事減少→体力減退→すぐに疲れて寝込む

そんなループにはまってしまい、最近は寝てばかりでした。ふとん1ふとん2ふとん3

 

抗がん剤をしても腹膜播種は急速に増加、増大して、こんなループにはまってしまって、このまま起きられなくなるなるのではないか、もう食べたいものも食べられなくなるのではないかと弱気になっていきました。

 

お腹が苦しくて、次の抗がん剤投与でお腹が小さくなるの日を指折り数えていた。

でも、こんな状態で抗がん剤をしたら、本当に起き上がれなくなってしまうんじゃないか?

不安でした 悲しい

 

でも、今回は抗がん剤の量を前回の75%から80%量に戻し、白血球を増やす注射を打てることになったので、希望を持っています ニコニコ

 

それに、今回担当医が即効性のある痛み止めを教えてくれたので、食事のあとの痛みの不安は少し小さくなりました。

痛みが出たら急いで薬を飲めば、どうにかなるかな?

依存症みたいだけど 知らんぷり

 

 

 

桜桜桜桜

 

 

せっかく待ちに待った春が来たのに、全然散歩に行けていないのはもどかしい。

 

でも、私一人では行かない往復15分ほどのところにある近所のスタバが息子が大好きで、一緒に行こうというと付き合ってくれるので、ちょっとでも歩くモチベーションになってありがたいです。

 

 

 

 

 

 

仕事はヤマを越すまで無理をしまくりましたが、その後は休みをもらています。

 

友人に仕事を辞めることを考えていると話すと

 

「辞めちゃダメ。時短や完全在宅勤務とか、対策を考えて続けて」と言われて、もっと肩の力を抜いてできることがあるかもと考え直しました。(今でも半分在宅ですが)

 

夢を語り合い、勇気づけてくれる友人たちの存在にはいつも感謝です。

 

 

 

照れクローバー

 

 

 

 

 

今朝、私が追憶の部屋と名付けたオット立ち入り禁止の部屋の壁に飾っていたものが下に落ちていていました。

 

 

それは、私が子供のころ父が買ってくれた山のお土産で一番印象に残っている押し花のしおりに似ているので、父を思い出すために飾ったものです。

 

 

父が

 

「散歩には行きなさい。そしていつか山にも登りなさい。」

 

って言っているのかな、なんて感じました。

 

これからは散歩はリハビリだと思って毎日少しづつでも歩いて、体力を回復していきたいなと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

前回の抗癌剤治療後3週間の記録

 

1週目   激しい腹痛 

2 3日目  便秘 疲労

3〜4日目  便秘薬服用

5日目   お腹小さくならない

       散歩に出たけど腹痛の恐怖ですぐ帰宅

       夕食後腹痛 薬服用

6日目     腹痛で寝てた

7日目       寝てた 少し散歩 夜痛み止め

8日目       散歩1時間半 夕食後 腹痛

9日目       お腹大きく苦しい 森の入り口まで歩く。40分

10日目  息子とスタバまで歩く 15分

11日目  出勤 仕事の合間に横になる

12日目  出勤 夕食後激痛

13日目  大事な仕事をやっとのことでやり遂げた。

     食欲なく食事抜き

     歩くのがやっと 

     食べてないのに吐き 夜救急へ

14日目  腹水穿刺 4.1リットル

      病院で強い痛み止めとしてモルヒネの点滴を提案される

      モルヒネは拒否して別の飲み薬を服用

     その後とても良い気持ち

      一種のドラッグが入っている模様

     夕食のみ食べる そのあとお腹が激痛

15日目  朝食と夕食後腹痛 1日中寝ていた。

16日目  力入らず やっとの事でコストコに買い物

17日目  1日中引きこもりテレビを見ることしかでききない

18日目  元気を振り絞り友人とお茶で充電

      息子の誕生日で抹茶シフォンケーキを少し食べる

      夕食後腹痛  

     

19日目    息子とスタバ 体力なし

        夕食前に薬を飲んでみる

        食べたいものを食べた

        大事な仕事をやっとのことでやり遂げた。    

                お腹は少しジンジン痛む

20日目    力が入らず引きこもり 

        お腹は3リットルありそうな大きさ

21日目  夕食後アイスを食べていると腹痛

     残すのはもったいなくて嫌で、悶えながら食べ続け、薬を飲む

     本当に馬鹿ね~笑い泣き

     

 

 

 

 

腸閉塞や腹痛予防に食事を制限するか、食べられるうちに悔いなく食べるか、それが問題だ!真顔

 

 

 

なんて思う今日この頃

王冠1本