本文より抜粋
ついに、外来患者さんの3割くらいが
「ワク後遺症」になってしまった。
病態は様々であるが、やはり今は「ME/CFS」様と表現するしかない。
「筋痛性脊髄炎/慢性疲労症候群」のことだ。
コロに限らず、ウイルス感染で起きることは広く知られている。
しかし今は、「ワク接種後のME/CFS」だらけになっている。
今日、気が付いたことをメモしておこう。
みなさん、接種して2ケ月以上経過した人。
1)なんともいえない「めまい」や「吐き気」
2)外を歩くと気分が悪くなるから家から出られない
3)「呼吸ができない」と訴えると、病院で過換気症候群と言われ精神科に
4)手足が「しびれる」とか「痛い」、と訴える
4)パーキンソン歩行のようなバランスが崩れた歩き方は診たことがない歩行
5)疲れやすく、学校や職場を休みがち
6)上記の症状が、接種後、1日~1ケ月以上たってから出てくる
今日は、どんな対応をしたのか。
1)補中益気湯 これはすべての「ワク後遺症」のベースにしている
2)グルタチオン点滴(800~1000mg) 今日は2人にしたが、約1時間後に著効した。
歩行障害系のワクチン後遺症にはよく効くのか。夜になって、メールでも確認した。
3)ステロイド 「抗炎症」ということで使っているけども、確かな手ごたえを感じる。
現在はこの3つが僕の「道具」になっている。
1週間後には変わっているかもしれないけど。
ご来訪ありがとうございます。