免疫負債 | 平庵のひとふたみ 其の参

平庵のひとふたみ 其の参

神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに世を愛された。それは御子を信じる者が、一人として滅びることがなく、永遠のいのちを持つためである。ヨハネの福音書3章16節
万葉集を読んでいると旧約聖書を思い出す。『万葉集の詩性』中西進氏

 

頭記のPFDファイルの102ページ(2024/07/01時点)

 

 

(注) 免疫負債とは新型コロナウイルス感染症の過剰な感染対策のために人との接触を減らしたため、新型コロナ以外に対する免疫力が低下すること

 

 

 

本文より

 

 

 

左の論文(再掲)

 

論文の要旨

アイスランドとスコットランドにおける劇症型A群溶血性レンサ球菌M1感染症の増加

「COVID-19パンデミックの際に実施された社会的距離の確保の慣行がA群溶血性レンサ球菌への曝露を減らし、その結果、集団免疫が低下して2022年と2023年の劇症型A群溶血性レンサ球菌感染急増の一因となったと推測される」

 

 

右の論文(再掲)

 

論文の要旨

英国における劇症型A群溶血性レンサ球菌M1感染症の増加

「COVID-19パンデミックと重なる時期にボトルネックが生じた後、出現した3つのM1UK系統株(emm1の新しい系統)は、それ以前の年には検出されなかったにもかかわらず、全国的に急速に拡大した。このことは、emm1のような『喉に特化した』株が伝播するためには呼吸器感染を必要とする一方で、その他の株は皮膚接触によって伝播する可能性があるという、感染様式の違いが影響している。また、COVID-19への非医薬品介入によって、M1UKの病原性が強化され、ヒトのA群溶血性レンサ球菌に対する集団免疫力が低下したことは、予測可能ではあるが、おそらく予期せぬ結果であった。」

 

 

 

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