Covid mRNAワクチンがガン形成を促す可能性を示唆する新研究 | 平庵のひとふたみ 其の参

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Covid mRNAワクチンがガン形成を促す可能性を示唆する新研究 

 SARS-CoV-2(新型コロナウイルス)及びmRNAワクチンのスパイクタンパク質が、重要な腫瘍抑制タンパク質を阻害し、ガンの発生率を増加させる可能性があることが査読前論文(プリプリント)で示された。

プリプリント専門のデータベースである『bioRxiv(バイオアーカイヴ)』に2024年4月15日に投稿された論文は、ブラウン大学のShengliang Zhang教授とWafik El-Deiry教授が執筆した。後者は同大学のガンセンター長である。

 ブラウン大学の科学者は、SARS-CoV-2スパイクタンパク質のS2成分がp53と呼ばれるガン抑制タンパク質と相互作用するかどうかを調べることにした。この特殊なタンパク質は、DNA損傷応答と修復に重要な役割を果たすことから、『ゲノムの番人』と呼ばれている。(スパイクタンパク質はS1、S2 の⼆つのドメインから構成されている。)

 論文著者は、S2がp53を抑制する効果があることを発見した。これは、「SARS-CoV-2のスパイク(タンパク質)が、ガン細胞におけるDNA損傷感知と修復反応に変化を引き起こす」ことを示唆している。

 この発見は、「SARS-CoV-2感染が腫瘍形成、腫瘍の進行、化学療法感受性に影響を与える可能性のある分子メカニズムを明らかにするものである」。

 言い換えれば、SARS-CoV-2スパイクタンパク質を構成する一つの成分が腫瘍の発生を引き起こし、ガン治療薬の効果を阻害する可能性があるということだ。

 重要なことは、この発見がmRNAワクチンにも示唆を与えるということである。mRNAワクチンは、SARS-CoV-2の野生型スパイクタンパク質と全く同じスパイクタンパク質を作るよう身体に指示する。著者はこう書いている。

 「我々の研究結果は、スパイク(タンパク質)がCOVID-19の一次感染によるものであれ、その発現が抗ウイルス免疫の促進に用いられるmRNAワクチンによるものであれ、ヒト細胞におけるスパイクS2サブユニットの生物学的効果に影響を与えるものである」。

 博識なジェシカ・ローズ博士は既に、「SARS-2スパイク(タンパク質)のS2成分がp53を混乱させる」という適切なタイトルの投稿で短い見解を示している。

 この新しいプレプリントは、既存の研究結果を裏付けるものである。2020年10月に『Translational Oncology』に掲載された査読付き論文「SARS-nCoV-2のS2サブユニットと腫瘍抑制タンパク質p53及びBRCAとの相互作用:インシリコ(コンピューターによる)研究」は、S2タンパク質と腫瘍抑制タンパク質p53及びBRCA-1/2との相互作用を初めて報告したと言われている。

 2021年10月に『Viruses』に掲載された別の査読付き研究では、SARS-CoV-2のスパイクタンパク質が、主要なDNA修復タンパク質であるBRCA1とp53の損傷部位への動員を阻害することにより、DNA損傷修復を著しく阻害することが明らかになった。

 「SARS-CoV-2スパイクはin vitroでDNA損傷修復を阻害しV(D)J組換えを阻害する」と題する論文は、Hui JiangとYa-Fang Meiの両科学者が執筆した。

 本論文は2022年5月に奇妙な状況下で撤回されたが、その動きは政治的な動機によるものと思われた。 Arkmedicはこの論文と撤回をめぐるスキャンダルを「ギレアドへようこそ」という投稿で取り上げた。

 

 

元記事(紹介のみ)

 

 

 

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