真犯人は、厚労省。 厚労省:紅麹成分の動物実験を敢行。プベルル酸「腎臓に毒性」。 | 平庵のひとふたみ 其の参

平庵のひとふたみ 其の参

神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに世を愛された。それは御子を信じる者が、一人として滅びることがなく、永遠のいのちを持つためである。ヨハネの福音書3章16節
万葉集を読んでいると旧約聖書を思い出す。『万葉集の詩性』中西進氏

 

 

本文より

真犯人は、厚労省。  

厚労省:紅麹成分の動物実験を敢行。プベルル酸「腎臓に毒性」。

 

 

 

元記事

 

元記事より

紅麹問題、プベルル酸「腎臓に毒性」 動物実験で厚労省

小林製薬が製造した紅麹(こうじ)原料を含む機能性表示食品の健康被害問題で、厚生労働省は28日、原因究明調査の途中経過を公表した。培養段階で青カビが混入し、プベルル酸などが生成されたと推定した。プベルル酸は動物実験で腎臓組織への毒性があると確認した。

武見敬三厚労相は同日、首相官邸で岸田文雄首相に状況を報告した。面会後、記者団に「プベルル酸以外に2つの化合物の存在が確認できた」と述べた。

厚労省と国立医薬品食品衛生研究所の調査によると、未知の2種類の化合物はいずれも小林製薬が「悪玉コレステロールの値を下げる効果がある」とうたった「モナコリンK」という成分に基本骨格が似ているという。

厚労省はモナコリンKを生成する過程で2化合物が生まれた可能性があると説明した。プベルル酸は培養段階で青カビが混入して産生されたとみられる。

ラットを使った実験の結果、プベルル酸単体を投与したラットと3成分を含む製品を投与したラットはいずれも近位尿細管の変性や壊死(えし)など腎臓の機能を低下させる症状が確認された。

厚労省は今回の健康被害の原因が、この3物質による可能性が高いとみて原因究明を進める。さらなる毒性の確認には90日間の動物実験が必要と説明しており、最終的な原因究明は長期化が想定される。

小林製薬と国衛研のこれまでの調査で、健康被害の情報があった2023年6~8月に製造された製品の原料品ロットのみに検出された物質が複数あったことが分かっていた。うち1つが青カビから生成される毒性の強いプベルル酸だが、腎臓への影響などは不明だった。

厚労省は今後、健康被害の原因究明を進めつつ、必要に応じて食品衛生法上の規格基準の策定や衛生管理措置の徹底を検討するとしている。

消費者庁も一連の問題を受け、健康被害の報告が迅速に集まるよう関連の制度を見直す方向で検討を進める。同庁は5月末までに内閣府令改正へ向けた対応策をまとめる。

厚労省の発表を受け、小林製薬は「引き続き原因究明に全面的に協力させていただく。皆さまからの信頼回復にも全力で取り組ませていただく。各省庁において機能性表示食品のあり方が議論されている内容を真摯に受け止め、適切に対応する」とコメントした。

紅麹成分を含むサプリメントによる健康被害について、小林製薬が把握している状況では23日時点でのべ1603人が医療機関を受診し、278人が入院治療を要した。同社が設置した相談窓口には、23日まででのべ12万5000件の相談が寄せられている。

 

 

 

ご来訪ありがとうございます。