鳥インフルエンザmRNAワクチンが完成。 完成させたのは、なんとコロナmRNAワクチンでノーベル | 平庵のひとふたみ 其の参

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神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに世を愛された。それは御子を信じる者が、一人として滅びることがなく、永遠のいのちを持つためである。ヨハネの福音書3章16節
万葉集を読んでいると旧約聖書を思い出す。『万葉集の詩性』中西進氏

 

 

本文より

鳥インフルエンザmRNAワクチンが完成。

完成させたのは、なんとコロナmRNAワクチンでノーベル賞を受賞した「ワイズマン博士」だった。ってことは、鳥インフル、本格的に始まるかもしれませんね。

 

 

 

元記事

https://www.pennmedicine.org/news/news-releases/2024/may/penn-researchers-develop-experimental-mrna-avian-flu-vaccine

 

 

元記事の機械翻訳

ペンシルバニア大学の研究者らが実験的mRNA鳥インフルエンザワクチンを開発

有望な前臨床試験結果は、mRNAワクチン・プラットフォームが鳥インフルエンザ・パンデミックの影響を抑制する可能性を示唆している。

2024年5月23日

フィラデルフィア発-鳥インフルエンザウイルスH5N1に対する実験的mRNAワクチンは、前臨床モデルにおいて重症化と死亡を防ぐのに非常に有効であった。ペンシルバニア大学ペレルマン医学部の研究により、このワクチンは、現在米国で鳥や牛に蔓延しているH5N1ウイルスの流行に対処し、ヒトへの感染を予防するのに役立つ可能性があることが、本日Nature Communications誌に発表された。

「パンデミックの可能性のある新しいウイルス株の塩基配列を決定してから、数時間以内にmRNAワクチンの作成を開始することができます。「2009年のH1N1パンデミックのような過去のインフルエンザ・パンデミックでは、ワクチンの製造は困難であり、最初のパンデミックの波が収まった後でなければ利用できなかった。

ヘンズレーと彼の研究室は、mRNAワクチンのパイオニアであり、ノーベル賞受賞者でもあるペンシルバニア大学ロバーツ・ファミリー教授兼ワクチン研究ディレクターのドリュー・ワイズマン医学博士の研究室と共同で研究を行った。

「2020年以前、専門家たちはインフルエンザウイルスがパンデミックを引き起こす最大のリスクを持っていると考えていました。「COVID-19は、新興ウイルスからヒトを迅速に守るツールとして、mRNAベースのワクチンの威力を我々に示した。

ほとんどのインフルエンザワクチンは卵をベースとしており、専門家が支配的なウイルス株となると予測したものを受精卵に注入し、複製させた後、ウイルスを不活化して世界的に配布されるインフルエンザ予防接種に使用する。しかし、このような従来のワクチンを製造する前に、まず受精卵の中でウイルスが複製できるように適応させる必要があり、これには6カ月もかかるため、パンデミックの最初の数カ月間に最も必要とされるワクチンを迅速に製造するには問題が生じる可能性がある。 

ペンシルバニア大学の研究者たちは、鳥や牛に広く循環しているH5N1ウイルスの特定の亜型を標的としたmRNAワクチンを開発した。このウイルスがヒトに感染することはめったにないが、ウイルスが進化してヒトのパンデミックを引き起こすのではないかと危惧する声もある。研究者たちは、このワクチンがマウスとフェレットに強い抗体とT細胞応答を引き起こすことを発見した。さらに、ワクチン接種から1年後でも、動物たちは高レベルの抗体を維持していた。さらに、ワクチンを接種した動物がその後H5N1に感染した場合、ワクチンを接種していない対照動物に比べ、より速やかにウイルスを排除し、症状の発現も少なかった。また、ワクチン接種を受けた動物はすべてH5N1感染後も生存したが、ワクチン未接種の動物はすべて死亡した。 

最後に、研究者らはマウスのmRNAワクチン反応と従来の卵ベースのワクチンに対する反応を比較し、mRNAワクチンも同様に有効であることを明らかにした。

ペンシルバニア大学獣医学部のハンター研究室、セント・ジュードのウェビー研究室、アキュイタスのスティーブン・ファンもこの研究に貢献した。 

本研究は、米国国立アレルギー感染症研究所、米国国立衛生研究所、および米国保健社会福祉省(75N93021C00015、75N93021C00016、R01AI08686、およびR01AI126899)から資金提供を受けた。 

ペンシルベニア医学における画期的なmRNA研究の詳細については、https://www.pennmedicine.org/mrna。 

編集者注:スコット・ヘンスリーとドリュー・ワイズマンは、ヌクレオシド修飾mRNAを治療用タンパク質を送達するプラットフォームとして、またワクチン・プラットフォームとして使用することを説明する特許の共同発明者である。ヘンズレーはまた、サノフィ、ファイザー、ルーメン、ノババックス、メルクからコンサルティング料を受け取っている。

 

 

 

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