特にB型肝炎ワクチンとCOVID-19 mRNAワクチン接種後の多発性硬化症のリスク増加について | 平庵のひとふたみ 其の参

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https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/jmv.29591?fbclid=IwZXh0bgNhZW0CMTEAAR02fB5bkb9ecnQrRRtai-ywMW7HE-EXwjybZd1sV9Y1ZmI8QfBwmjHj-PQ_aem_ARfOYTrV6UPI6i4xd7oEApP2EeQMmRe-2ZEH4V_QBt9mmm8Aqcx_cwrX38R_qFfQmbBAysP3mUmZKUmnyb1nei_3

 

論文の要旨

「特にB型肝炎ワクチンとCOVID-19 mRNAワクチン接種後の多発性硬化症のリスク増加については慎重になるべきである」    

 
 
論文の機械翻訳(抜粋)

ワクチン関連多発性硬化症(*)の世界的負担、1967-2022年:国際ファーマコビジランス・データベースの包括的分析  

要旨 ワクチン関連多発性硬化症(MS)はまれであり、症例報告によるエビデンスも不十分である。ワクチン投与と有害事象との関連を調査した大規模なデータが乏しいことから、1967年から2022年までのワクチン関連MSの世界的な負荷および関連する可能性のあるワクチンについて調査した。1967年から2022年までのワクチン関連MSに関する報告を、世界保健機関(WHO)の国際ファーマコビジランスデータベース(総報告数=120 715 116)から入手した。156の国と地域にわたる19のワクチンとワクチン関連MSとの関連を調査するために、世界的な報告、報告オッズ比(ROR)、情報成分(IC)を評価した。全原因MS症例132,980例中、ワクチン関連MSの報告8288例を同定した。ワクチン関連MSの累積報告数は、時間の経過とともに徐々に増加し、COVID-19 mRNAワクチン関連MSにより、2020年以降に大幅に増加した。ワクチン関連MSは男性および青年に多く発症する。9つのワクチンがMS報告の増加と有意に関連しており、B型肝炎ワクチン(ROR 19.82;IC025 4.18)で最も高い不均衡な関連が観察され、脳炎(ROR 7.42;IC025 2.59)、A型肝炎(ROR 4.46;IC025 1.95)、パピローマウイルスワクチン(ROR 4.45;IC025 2.01)が続いた。さらに、MSはCOVID-19 mRNAワクチンに対して有意に不釣り合いなシグナルを示した(ROR 1.55;IC025 0.52)。ワクチン関連MSの全症例のうち、致命的な臨床転帰が報告されたのはわずか0.3%(21/8288例)であった。様々なワクチンがMSのリスク増加と関連する可能性があるが、ワクチン接種後のMSのリスク増加、特にB型肝炎ワクチンとCOVID-19 mRNAワクチンについては慎重になるべきであり、ワクチン関連MSに関連する危険因子を考慮すべきである。

 
(*)

 

多発性硬化症(MS)とは、脳や脊髄、視神経のあちらこちらに病巣ができ、症状が「再発」したり「寛解」したりを繰り返す神経難病です。

MSは、脳や脊髄、視神経のあちらこちらに病巣ができ、様々な症状が現れるようになる病気です。MSになると多くの場合、症状が出る「再発」と、症状が治まる「寛解」を繰り返します。なお、多発性硬化症は英語で“Multiple(空間的・時間的に多発する)Sclerosis(硬化)”といい、その頭文字をとって“MS(エムエス)”と呼ばれています。(以下略)

 
 
 
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