Long COVIDにおけるウイルス誘発ヒト代謝再プログラミングおよび調節異常をリセットするため | 平庵のひとふたみ 其の参

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論文の概要

「Long COVIDにおけるウイルス誘発ヒト代謝再プログラミングおよび調節異常をリセットするための精密栄養学」

 

 

 

元論文の機械翻訳(抜粋)

長期COVIDにおけるウイルス誘発性ヒト代謝再プログラミングおよび調節異常(HMRD)をリセットする精密栄養学

要旨 COVID-19の病因であるSARS-CoV-2は代謝能力を持たない。したがって、ウイルス病原体がその複製と増殖のために宿主細胞の代謝機構を乗っ取ることは極めて重要である。29.9kbのゲノムを持つこの一本鎖RNAウイルスは、14のオープンリーディングフレーム(ORF)をコードし、ヒトの体内でウイルス-宿主タンパク質-タンパク質相互作用を多数開始する。宿主特異的な細胞標的とのこれらの広範なウイルスタンパク質相互作用は、糖、アミノ酸、脂質、ヌクレオチド代謝の再編成、生体エネルギーの変化や障害、免疫機能障害、体内の酸化還元不均衡と同様に、重篤なヒト代謝再プログラミング/調節不全(HMRD)を引き起こす可能性がある。感染プロセスにおいて、ウイルス病原体はヒトの2つの主要な受容体、アンジオテンシン変換酵素(ACE)-2および/またはニューロピリン(NRP)-1をハイジャックして細胞表面に最初に接着し、次に2つの主要な宿主プロテアーゼ、TMPRSS2および/またはフリンを利用して細胞内に侵入し、最後にエンドソーム酵素であるカテプシンL(CTSL)を利用してウイルスゲノムを融合放出する。ウイルスが誘発するHMRDは、無症状、軽度、中等度、重度から致死的エピソードという5つの感染転帰をもたらす。一方、症候性の急性COVID-19の状態は、(i)低酸素症および低酸素血症(ワールブルグ効果)、(ii)高フェリチン血症(「サイトカインストーム」)、(iii)血小板凝集(凝固障害)という3つの臨床段階に分けられる。COVID-19発症の平均潜伏期間は5.1日と推定され、ほとんどの症例は14日後に症状が出現した。COVID-19の急性期、重症期、ICU入室患者の平均ウイルスクリアランス期間はそれぞれ24日、30日、39日であった。しかし、ウイルスに感染していないCOVID-19生存者の約25~70%は、ウイルスに誘発されたHMRDを持続し、COVID-19の急性後遺症(PASC)または長期COVIDと総称される、持続性、増悪性、または新たな「発症」臨床症状である幅広い症状を示す。PASC患者は、200以上の異なる症状が重なり合った複数の衰弱性臨床症状を経験し、数週間から数ヵ月続くことがある。慢性PASCは、ウイルス由来の病原因子と自然宿主応答の両方が関与する、少なくとも10種類のHMRD関連病態生理学的メカニズムの累積的結果である。HMRDとウイルスを介さないヒトのさまざまな臓器/システムの臨床的障害に基づいて、PASC患者は4つの異なるクラスターまたはサブ表現型に分類することができる:サブ表現型-1(33.8%)は心臓および腎臓の症状、サブ表現型-2(32.8%)は呼吸器、睡眠および不安障害、サブ表現型-3(23.4%)は骨格筋および神経障害、サブ表現型-4(10.1%)は消化器および肺の機能障害である。本解説では、SARS-CoV-2感染時の宿主細胞機構に対するウイルスハイジャックの影響、ウイルスが誘発するHMRDがヒトの代謝に及ぼす有害な影響、その結果生じる臨床症状への影響、多臓器系へのダメージ、さらにウイルス非感染PASC患者における慢性的な病態生理学的後遺症について明らかにする。また、PASC患者の健康回復のために、HMRDをリセットするための、エビデンスに基づいた、ヒトランダム化比較試験(RCT)でテストされた精密栄養素をいくつか紹介した。

 
・・・ワクチン後遺症にも適応できる知見が書かれていると思います。要旨だけでは、具体的なことが分かりませんので論文を読み込む必要があると思います。第一報として掲載させていただきますm(__)m
 
 
 
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