一昨日は小さなフェリーに乗船しました。

船酔いしない彼方は船旅も大好き。

いつか２４時間くらい個室のフェリーに乗って移動してみたい。

とはいえ、このフェリーはたったの３０分で目的地の小さな島へ到着。

出迎えは美人のツアーガイドさん。

ではなく。

ヘルメットに作業着の笑顔の素敵なおじさんでした。

人員点呼を受けた後、ツアー参加者１８名はおじさんの案内で歩きます。

大体３００mくらいかな、普段見ない雰囲気の場所なので、キョロキョロしているうちにすぐ最初の目的地に着きます。

最初に案内されたのは小さな公共施設。

大きめの会議室的な場所で、これからの説明を口頭と映像で確認。

映像を流していたのが今や見ることも稀有なVHSビデオでしたww。

編集も途中で途切れそうになってて懐かしき、平成初期の映像感。

映像を見た後は、お弁当タイム２０分。

その後、我々も照明付きのヘルメット着用。いよいよだ。

フェリーの次の乗り物はこちら。

いいねーー。久々遊園地の列車に乗った気分。

揺れるというより、レールの振動が尻に直撃する感じの衝撃が来ます。

そして、メインの目的地へ。

くらいトンネル。いや、トンネルならこの先で抜けられますがそうではありません。

正式には坑道というべきですね。そう炭鉱の中へ。

実際にはほんの入口付近でして、坑道の雰囲気だけなのかも知れませんが、見学ツアーとしては十分すぎるリアル感がありますよ。

トロッコから降りて、色々と説明をうけながら歩きます。

これから行かれる方のネタバレになってはいけませんので、写真も少なく、詳しくはお伝えしないことにしますが。

とにかく、見どころがいっぱい。

そして何よりも。

おじさんガイドさんの説明が滅茶苦茶に上手いです。

早口で喋られるけど、わかりやすくて、時にユーモアを交えるので耳を離せない感じ。

お世辞抜きにガイドのおじさんの説明は素晴らしかったし、ツアー全体として期待していた以上の満足感がありました。

また、説明の大半がいかに安全最優先で業務を組み立てていたかという話。

炭鉱労働といえば、危険と隣合わせで、高給と引替えに安全は軽視されているイメージもありましたが....。

ここでは、いかに安全に、危険を回避する仕事をしていたかがよくわかりました。

あとね。

今の御時世ですから、もう国内で石炭を採掘することはないと思いますが。

もう一回やろうと思っても、その技術が失われる=二度と再開できない可能性が高いことがよくわかりました。

と、いう池島炭鉱ツアー。

興味がある方、行ってみようかどうしようかと思われている方には是非オススメです。

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