ロバ売りの父子 〜イソップ童話
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本日はイソップ童話から。
<ロバ売りの父子>
お金に困った親子が最後の財産であるロバを売りに旅に出ました。
ある村に差し掛かった時に道行く人が言いました。
「あんな年寄りを歩かせるなんて、なんと親不孝な息子だろう。」
息子はお父さんをロバに乗せました。
次の街に差し掛かった時、今後は、
「自分だけロバに乗って楽をして、なんて薄情な親だろう。」
親子はロバに二人で乗ることにしました。
さらに次の街では、
「あんな小さなロバに大人二人が乗るなんて、なんてかわいそうなことをするんだろう。」
親子はロバを担いで行く事にしましたが、嫌がったロバは橋から落ちて川に流されてしまいました。
うまく社会を現している物語だと思います(笑)。世論なんてそんなものです。人の声ばかり聞いてても仕方がありません。皆、自分の思うことを好き勝手に言っているだけ。100%自分と同じ人間などいないのですから、自分が信じることをするだけなのです。
それにしても振り回されたのは親子の勝手ですが、ロバがかわいそうですよね。。