九響の定期演奏会に行ってきました。


今年がメモリアルイヤーの作曲家が並び、且つ私の苦手な作曲家(苦笑)


しかし、バーンスタインの作品はけっこう面白かった。

クラシック音楽と思って聴くと無理があるけど、アメリカのジャズオーケストラ向けの音楽、くらいに考えて聴くと、コードもリズムも独特で、新鮮でした。


ガーシュウィンも、生で聴くのはけっこう久しぶり。
もちろん、福岡でも演奏される機会はありますが、私の方から避けてたので(苦笑)、九響の定期だからこそ聴いたという感じでした。

しかし、ソリストの外山さんは上手いなぁ~
特に弱音のコントロールの技量は、これ迄の受賞歴が伊達ではないことを証明するものでした。


後半は鬼門のドビュッシー。

特に「牧神」は極め付きの苦手作品ですが、それでもフルート首席の大村さんの巧さには脱帽。

もう少しドビュッシーが調性のはっきりした書き方をしてくれれば、私ももう少し歩み寄れるのですが(爆)、それをしていたらこの作品はこんにちの評価は受けてなかったのでしょうね(^^)


メインの「海」。

まぁ、こちらも個人的に苦手な作品ですが、それでもさすがにメインの演目なので、事前に楽譜を買って多少勉強してから聴きに行きました。

白眉はやはり第3楽章かな?
九響のアンサンブルもいつもながらレベルが高いし、全体がドビュッシーの作り出した波に乗った感じでした。


さて次回の九響の公演は


沼尻さんが久しぶりに九響に登場。
自作も振られます♪

ここのところブログをサボってます。

忙しいし、記事を書くのも面倒だし(苦笑)

FacebookやTwitterとかの方が使い勝手がいいのかな?


それはともかく、先週は九響のコンサートに行ってきました


なんかこじつけのすごいタイトルですが(笑)、名曲中の名曲を組み合わせたコンサート。

九響は、定期演奏会、天神でクラシック、名曲午後のコンサート、北九州定期が大きな柱となっております。

このうち定期演奏会と「名曲」は本拠地のアクロス福岡シンフォニーホールで行われます。

天神でクラシックは、福岡銀行のホールというやや小振りで残響の少ない昔ながらのホールで開催され、当然シューボックス型の残響の多めなアクロスとは、全く響きが異なります。

北九州定期は、基本的には福岡でのいずれかの公演とほぼ同一プロをやります。



今回のコンサートは、9割がた埋まっていた感じ。
この演目ならできれば、満席にしたいけど。


小山さんのピアノはけれんみのないもの。
ソロ部分もほぼ楽譜の音価通りに弾き、ある意味禁欲的とも言える感じ。

バックの九響が非常に丁寧に合わせてくれているので、小山さんもさぞ弾きやすかっただろうと思います。

この曲は、どうしても曲頭の有名な序奏が目立ちますが、第2楽章の美しさも捨てがたいものがあります。


後半はブラームスの第1交響曲。
九響では約2年ぶりくらいだろうか?

それにしても、今日の九響は、往年のドイツのオケを彷彿とさせる、重心の低い分厚い響きを醸していた。
サラッとした昨今のブラームス演奏が多いなか、懐古趣味的な私なんかには、とても好ましい演奏♪

特にオーボエの佐藤さんと、ティンパニの森さんのパフォーマンスが素晴らしすぎ!

団員さんによると、マエストロがドンドン加速していくので、必死に食らいついていたとのことです。
確かに、小泉さん、いつも以上に気合いが入っててものなあ~


九響は来月には第2交響曲を、今度は沼尻さんの指揮でやります。


なお次回のコンサートは定期演奏会となります


苦手な作曲家が並んだぜ(苦笑)

これからの若手の登場に期待します♪

クレンペラーの初出音源が登場しました。

時期的に言うと、フィルハーモニア管との大輪の花を咲かせようという、これからの時期です(と言っても、既にマエストロは70歳になる頃ですが)



[CD1]
モーツァルト:
・交響曲 第29番
・交響曲 第40番
・ヴァイオリン協奏曲 第5番

ブロニスワフ・ギンペル(ヴァイオリン)
フィルハーモニア管弦楽団


[CD2]
・ベートーヴェン:交響曲 第2番
・シューマン:交響曲 第4番

BBC交響楽団


[CD3]
・ブラームス:悲劇的序曲
・同  交響曲 第2番
・モーツァルト セレナード 第13番 「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」

フィルハーモニア管弦楽団


[CD4]
・ブルックナー:交響曲 第7番 (ハース版)
・ドビュッシー:夜想曲より「祭」

BBC交響楽団


【録音】
1955年 ロイヤル・フェスティヴァルホール…CD1.CD3
1956年 BBCスタジオ…CD2.CD4


リチャード・イッターという人がテープに録音したもので、これまで一度も公開されたことの無いものだそうです。


大半はクレンペラーの十八番のレパートリーがズラリと並んだ感じですが、いくつか珍しいものも。

ドビュッシーは1926年のDGへの録音があるのみ。

またモーツァルトのヴァイオリン協奏曲は、非正規のコンセルトヘボウ管とのライブがあるのみです。

殊にこの協奏曲のソリストである、ポーランド出身の名ヴァイオリニスト、ギンペルは、クレンペラーが亡命時代にロサンゼルス・フィルのシェフを務めていた時代にそのコンマスを務めていました。
ギンペルはこの協奏曲を正規には録音していなかったのでは?


また、クレンペラーはロンドンでは基本的には手兵のフィルハーモニア管以外の英国のオケを振ることは稀でしたが、ここではBBC響を振った録音も含まれていて、そこもファンとしてはご馳走です(^-^)

もちろん、テープでの録音で音質には限界はあります。
モノラルだし、音像にも偏りがあります。

しかし、例えばフルトヴェングラーの劣悪なライブ録音に耐えられる方ならば、恐らく楽々クリアできるだけの水準にはあると思います。