没後30年のヨッフムのBOXの第2弾が、ようやく出ました。

没後31年目になってしまいましたが(笑)、娘でピアニストのヴェロニカも一文を寄せていて、しかも日本語訳つき。


第1弾が出てほぼ1年経過したので、「忘れられてしまったのかしら?」と思ってましたが、ようやくです。


今回はDGに残したオペラと声楽、そしてフィリップスに残した声楽曲を集めたもの。

ドイツの伝統的なカペルマイスターのキャリアを積んだマエストロだけあって、この人の合唱の統率力は昔からよく知られるところで、バッハやハイドンの作品、そして「ミサ・ソレムニス」などでそれを十分に堪能できます。

このBOXの中では、「ローエングリン」が史上初の全曲の商業録音でしたが、本家からのCD化は初めて。

あとはドミンゴの起用が話題となった「マイスタージンガー」はもちろん、「カルミナ」も名盤とされるベルリン・ドイツ・オペラ管とのステレオ盤だけでなく、バイエルン放送響とのモノラル盤も含まれてます。

さらに、ヨッフムがコール・ポーターをオルガンで弾いたというボーナス・トラックまで!

ヨッフム・ファンにはたまりませんし、モーツァルトの「後宮」や「コジ」など昔から名盤とされる録音も網羅されてるので、初心者の方にも悪くないと思います。