テレビをつければオリンピック、チャンネルを変えたら、高校野球やプロ野球。
ほんとうにウンザリです(苦笑)
そんなときは、音楽に浸り、読書に耽れ、ということかも知れません。
さて今日は、以前にも紹介したことのある、ヴィクトル・デ=サーバタ指揮したライブ録音集

・ヴェルディ 「シチリアの夕べの祈り」序曲
・デュカス 「魔法使いの弟子」
・ラヴェル 「マ・メール・ロワ」
・ラフマニノフ 「パガニーニの主題による狂詩曲」(ピアノはルービンシュタイン)
ジャケットにはヴェルディがウィーン・フィルとの1950年代のウィーンでの録音とクレジットされてますが、正しくは1953年のザルツブルク音楽祭でのライブです。
その他の3曲は1950年のニューヨーク・フィルとのライブです(クレジットはされてないものの、恐らく3月のもの)。
このレーベルは、1990年代半ばに登場したイタリアのレーベルで、初出の音源もあれば、既出ながら音質が改善した録音なんかもリリースしてました。

スカラ座にて
ニューヨーク・フィルとの録音のほうは、年代からしてももう少し良くてもいいのでは?と思いますが、無いものねだりというところでしょうか。
個人的には、やはり聴きものは、ルービンシュタインと共演したラフマニノフだと思います。
デ=サーバタのラフマニノフは、私が知る限り、この録音が唯一だと思います。
ルービンシュタインがこの作品の録音をいくつ残してるのか知りませんが、フリッツ・ライナー&シカゴ響による有名な録音の6年前の録音ということになります。
ルービンシュタインのピアノは、ライブということもあり、それなりにミスタッチはあります。
しかし、この粗悪な録音からも、豪快に鳴らしているのは窺えます。
各変奏でも、テンポの速い変奏になると、グングン加速し、デ=サーバタの指揮もこれに応えてゆきます。
戦後にルービンシュタインがヨーロッパで演奏した時に「ハリウッドのピアニスト」と評されたことがありましたが、誉め言葉でもあり、皮肉も込められているのでしょうが、こちらの演奏も「らしい」演奏に仕上がっています。
もう少し音の状態の良い音源からの復刻が登場してくれるといいのですが…
《おまけ》

スカラ座の黄金時代。
テバルディとバルビエーリとともに。