一年の締めくくりの記事になります。



今年は、生演奏に関しては、わずかしか行けませんでした。

私が福岡の中でも田舎に住んでるので、福岡市内の中心部で行われる地元の九響のコンサートが、仕事が終わってからでは間に合わないという物理的な理由にも因ります。


九響にもう少し考えて欲しいのは、定期演奏会を平日にやるのを止めて、土日祝日、平日でやるにしてもせめて金曜日の晩にして欲しいということです。

平日の夜7時だと、福岡市内が職場で定時であがることができる人でないと、現役世代はなかなか聴くことはできません。


東京のようにクラシック愛好家がたくさんいる所ならば、そのような「殿様商売」でもけっこうでしょうが、クラシック不毛のこの地で同じやり方ではねぇ…


結果、ホールを埋めてるのは、ごく少数の学生(とおぼしき若者)と、圧倒的多数の団塊以上の時間の有り余る高齢者。

これでは、未来の聴衆は開拓できないはずです。

もちろん、土日にコンサートを開催することは、ホールの使用料をはじめ、コストが嵩むことは分かりますが、目先のコストをとるか、将来の客を確保するか、よくよく考えて欲しいなぁと思います。

なにしろ、いま客席の大半を埋めてる人たちは、どんなに長くてもあと20年もすれば、このホールにも、そしてこの世にもいなくなるのですから。

そして、その時ホールの客席に、どれだけの聴衆がいるのかしら?


愚痴ともつかぬ苦情を並び連ねましたが、他方でブログで長らくお世話になりながら、演奏を拝聴したことのなかった方の演奏を福岡で拝聴できたのは、大きな成果でした(^-^)

本当は、私が東京に行ってみなさまの演奏を拝聴すればいいのでしょうが、上京する時間もないし、地震も怖いし(苦笑)



他には、なんか毎年書いてる気がしますが、メジャーレーベルを中心に廉価BOXのCDが次々と登場して、ついつい購入してしまうという散財を繰り返しました。

なにしろ、CD初期には3500円以上のフルプライスで購入していたものが、1枚あたり200円程度で、しかも全集で買えてしまうので、ついついネットショップでクリックする回数が増えてしまいます(^^;)

来年こそは、緊縮財政でいかねば!



あとは、今年後半から仕事が忙しくなり、更新も疎かになりました。

しかし、ブログを書くために音楽を聴いてはいなかったか?と自問する機会にもなり、いい音楽を聴けた時だけ更新するというスタイルに変えようと思えた好機でもありました。



さて、最後に聴くのは、今年が没後60年だったフルトヴェングラーの指揮する演奏を


シューマン  交響曲第4番
ベートーヴェン 交響曲第3番

フルトヴェングラー&ルツェルン祝祭管

1953年8月26日のライブ。


かつて、フランス・フルトヴェングラー協会が発掘して大変話題となった録音。

フルトヴェングラーの振る「エロイカ」は、膨大な数の録音が残されてるのでまだしもですが、シューマンの第4番は、いまだに超える録音が現れないあのDGへのスタジオ録音しかなかったので、とっても貴重☆


そして、この恐らくはエアチェック音源と思われる貧弱な音質からも伝わってくることは、フルトヴェングラー&ベルリン・フィルがDGへの録音でなしとげた演奏が、ただ一度きりの「奇跡」ではなく、毎回それも客演のルツェルン祝祭管相手でもそのような「奇跡」をなしとげていたということです。



ながながと書き連ねましたが、来る平成27年がみなさまにとりまして、佳き一年となりますように。



恐々謹言