ここのところ、ちょこちょこ聴いてたのが

ハイティンクBOX
内容はコンセルトヘボウ管とのフィリップスへの録音。
ベートーヴェン、ブラームス、ブルックナー、マーラー、シューマン、チャイコフスキーの交響曲全集に、各種管弦楽曲や序曲が収められて、36枚組。
既にほとんどは所有してるので購入することもないんですが、それらを処分して省スペース化を図るという口実で買いました←自分に甘い(^-^;)
お値段も7000円弱だったし。
ハイティンクは全集魔と言われるだけあって、この他の作曲家の交響曲の全集も録音してますし、複数回録音もしてます。例えばブラームスの交響曲にしても、このあとにボストン響とロンドン響とも録音してますし、ベートーヴェンも他に2種はありますよね。
今回聞き直して改めて良かったのは、ブルックナーとマーラー。
最近のますます熟してきたハイティンクもいいですが、まだ若武者然としてた頃のストレートで衒いのない(今もわりとそうだと思います。他の指揮者との比較で。)音楽は見事。
特にブルックナーの第5番は、後年の録音に隠れがちですが、これがなかなかの佳演♪
また版の選択も面白くて、第3番はエーザー版でしょうか?
また第9番の第1楽章には、レーヴェ改訂版の名残が聴けます。
この夏の福岡は、冷夏だったので、普段のこの時期には避けるマーラーやブルックナーもサクサクと聴き進められました(^^)
あとは、マーラーやブルックナーの陰に隠れがちですが、チャイコフスキーがいいです。
トータルとしての出来のレベルの高さでは、数あるチャイコフスキーの交響曲全曲録音の中でも屈指のものだと思います。
そう言えば、過日のバイエルン放送の報道によると、コンセルトヘボウ管は2013年だけで86万ユーロの赤字を出し、ヨーロッパの中でもトップクラスに高いチケット代をこれ以上引き上げることは現実的でなく、かつ国もこれ以上の補助金は難しいとのことで、先行きがかなり厳しい状態のようです。
ヤンソンスが退任したのも、その関係があるのでしょうか?
いずれにしても、ヨーロッパ屈指の名門オケですらこの有り様ですから、他は推して知るべし、というところでしょうか?
それはともかく、ハイティンクにはまだまだ長生きして、一つでも多くの録音を残して欲しいです(個人的には、先般発売されたバイエルン放送響以外のオケとのマーラーの第9番と、元々録音が少ないモーツァルトとハイドンの交響曲を希望)。
おまけ

ブラームス 交響曲第1番
ハイティンク&ドレスデン国立歌劇場管
個人的には、ここ20年の同曲の録音のなかでも、最高のものだと思います。
現在廃盤というのが理解不能な、超のつく名演☆
このコンビが短命に終わったのが、かえすがえすも残念です。
なら、「おまけ」扱いにするなって?(笑)