今日は、出勤が遅いので、この時間にカラヤンとウィーン・フィルによるロンドンでのライブを♪


・英国国歌
・オーストリア国歌
・モーツァルト 「ジュピター」
・ブルックナー 交響曲第7番

1962年4月のロンドンのロイヤル・フェスティヴァルホールでのライブ。


時代的には、ベルリン・フィルと並行して、「伏魔殿」ウィーン国立歌劇場の音楽監督をまだ務めていた頃のカラヤン。


ロンドンでは、クレンペラーがブルックナーの普及に獅子奮迅の働きをしてた時代、たぶん英国の聴衆はまだまだ「ブルックナーって、何?」的な感じだったと思います。

前半にモーツァルトを持ってきて、なおかつブルックナーの中では比較的馴染みやすい第7番を持ってきたのかな?と勝手に勘ぐってます(^^)


カラヤンのモーツァルトの交響曲は、やはり評価が分かれるのが頷けます。

もちろん、このホールの音響にも問題ありだとは思いますが…


ブルックナーの方は、CDにはハース版とクレジットされていますが、第2楽章のティンパニの付加など、ノヴァークあるいは改訂版のアイデアを容れている箇所も散見されます。


演奏内容はともかく、やはり録音状態は芳しくないですね。

モノラルなのは致し方ないとしても、これを聴くと、BBCの録音技術は当時のドイツの各放送局のそれには遠く及ばないなぁという感じです。
(これは、Testamentから登場してる一連のクレンペラーのBBCによるライブ録音にも共通して言えますが)

それに加えて、このホールの音響にも問題があり、かなり響きが濁ってしまう箇所があり、ウィーン・フィルの美音を十分に堪能させてくれるレベルにはありません。


これは、やはりライブのカラヤンを聴きたいという方向けのCDかも知れないですね。