スタインウェイが身売りされた今日この頃、皆さまはいかがお過ごしでしょうか?


福岡は30℃を超えて真夏日でした。



午前中はまだワーグナーやブルックナーを聴くことはできましたが、さすがに午後からはモーツァルトに切り替えました(^-^;



今朝聴いた最後の(?)ブルックナーは

ブルックナー 交響曲第9番

ヨッフム&ミュンヘン・フィル


1983年のライブ録音。


ヨッフムの同曲の録音は、バイエルン放送響とベルリン・フィルとの2種のDG盤、ドレスデン国立歌劇場管とのEMI盤という商業録音の他にも、ベルリン・フィルとのライブ、そしてこのミュンヘン・フィルとのライブが有名ですね。


個人的には、このミュンヘン・フィル盤が、晩年の録音ということもあり、最も出来がいいと思います。


よく知られているように、ヨッフムのブルックナーは、フルトヴェングラーほどでないにしてもアゴーギクを多用し、やはりブルックナー指揮者として有名な後輩のヴァントのブルックナーとは、かなり趣を異にします。

私なんかは、プロテスタント的・禁欲主義的なヴァントのブルックナーより、おおらかなヨッフムのブルックナーの方が好きです(^^)


もちろん、さすがにこの時代になると、解釈も落ち着いてきて、ヨッフムのドライブの仕方も、若い頃の過激な動きはだいぶ鳴りを潜めてます。


ヨッフムは、同じミュンヘンのオーケストラであるバイエルン放送響の初代首席指揮者ということもあり、ミュンヘン・フィルとの演奏・録音は数少ないですが(少なくとも商業録音では無かったはず)、若き日のヨッフムが指揮者デビューを果たした時のオーケストラが、このミュンヘン・フィル。

またかつてのミュンヘン・フィルのシェフであったハウゼッガーが、この曲を従来のレーヴェ改訂版ではなく、オーレル校訂の原典版を初演したのもこのオーケストラ。

なにかと因縁のあるオーケストラです。


なおカップリングの「トリスタン」の第1幕への前奏曲がこれまた絶品(1979年ライブ)♪

「愛の死」は演奏されなかったのかしら?





Android携帯からの投稿