この間の日曜日の晩に、教育テレビで東京交響楽団によるブルックナーの交響曲第9番の演奏が放送されてたので、観ました。


個人的には、交響曲の歴史はブルックナーの第8交響曲で頂点を迎えたと思ってるのですが、第9番はちょっと異次元というか、第1楽章に「ミステリオーゾ」という指示があるせいか、はたまた第1楽章が空虚5度で終わるせいか、あるいは第3楽章の強烈な不協和音によるクライマックスがあるせいか、ともかく彼のそれまでの交響曲からはどこか超越した世界を感じさせます。


東響の演奏は、なかなか素晴らしかったと思います。

正直言って、金管はN響よりも優秀なんじゃないかっていうくらい(笑)

ホルンが12本というのも強烈でしたし。

あとは荒さんのオーボエも素晴らしかった♪



第4楽章が未完に終わったこの曲については、ブルックナー自身が、完成させられなければ第4楽章の代わりに「テ・デウム」を演奏するよう指示していたことは有名ですが、じゃあ実演でそういう機会があるかというと、かなり稀。


今回の東響の演奏会は、その稀なケースとなりました。


「テ・デウム」それ自体は、素晴らしい作品だと思うのですが、やはりd-mollのこの交響曲がc-durの「テ・デウム」で終わるというのには、やはり聴いていて違和感を覚えました。

まぁ、逆にその違和感をテレビ越しに体験できたという意味で貴重でした☆




なんか、実に雑な感想文ですが、おかげでこの数日、この曲を聴きまくってます(あまりそういう曲ではないですがw)。


あまり古い録音ばかり毎回紹介するのもアレなので、今回は新しめの録音を

コリン・テイヴィス&ロンドン響


2002年のライブ録音。


トータルで65分ほど。
第1楽章は実に悠然たる足取りです。

あまり奇抜なことはしてませんが、ホルンの強めのアクセントなど、ところどころにマエストロの隠し味を感じさせてくれます。


そう言えば、このマエストロも先般亡くなったんですね。


できることなら、ハイティンクにも今のうちに(失礼)再録音して欲しいなぁ♪





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