昨日「秋にブラームス」などと書いた舌の根の乾かぬうちに節操がないとお叱りを受けそうですがガーン

個人的には、シューベルトも俄然秋から冬に聴きたくなる作曲家です。

彼のリート作品なんかを見ると、様々な季節を描いてますが、この人の根本は「孤独」だと思います。

もちろん彼を支える友人たちがいましたから、「孤独」という表現が適当でないかもしれませんが、精神の「孤独」あるいは「孤高」という表現が適切かしら。

これから徐々に人肌恋しくなる季節、個人的にはぴったりの作曲家だと思います。

今日は
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さすらい人幻想曲


彼のピアノ作品の中で最も好きな作品です。

とんでもなく難しい作品で、到底私の手には負えませんが…

Haus der Musik-Wilhelm+Kempff++Klavier+Yehudi+Menuh.jpg
ケンプの演奏が私のベスト。


曲が曲だから、ヴィルトゥオーゾ風にバリバリ弾く人もいますが、そういう曲ではないと思う。

ケンプの演奏について私が決まって書くことがあるんですが、この人の演奏では、同じ音価の音符でも一つとして同じものがないほど、微細に変化させてます。

古き佳きロマン主義時代の名残を残すピアニズムで、もはやこんな演奏が出来る人はいません…


じっくり聴きたい名演です音符