
ベートーヴェン ピアノ協奏曲第5番
ギーゼキング(Pf)
クルト・ヴェス&NHK交響楽団
1953年3月21日、日比谷公会堂でのライブ。

この録音は、ギーゼキング唯一の来日時のもので、かつてFMで一度だけ放送され、私もエアチェックしました。
演奏記録によると…
・3.19/20(N響定期)…モーツァルトの23番とブラームスの2番
・3.21…グリーグとベートーヴェンの5番
・3.24…ベートーヴェンの4番とラフマニノフの2番
という協奏曲ばかりのとんでもないプログラムを組んでます
(伴奏は全てN響)
ヒンデミットとクレンペラーとなおかつ彼は全国各地でリサイタルを行い、東京では録音を行った他、宮中に参内し、香淳皇后や当時皇太子だった陛下の御前でも演奏するというハードスケジュール。
シュヴァルツコップと演奏会では、彼は拍手に応えて延々とアンコールを引き続け、裏方が「もうたまらん」と照明を落とすまで続けたそうです(笑)
この初来日は大成功で、しかも彼が法外なギャラを要求しなかった為、次の来日も決まってましたが、残念ながら1956年に急逝し、結局はこの1953年の来日が彼の最初で最後の来日となりました
