今日は

ベートーヴェン 交響曲全集
フランツ・コンヴィチュニー&ゲヴァントハウス管
1959-1961年の録音。
今ではコンヴィチュニーというと、オペラ演出家の息子のペーターの方のイメージが強いですが、私はやはり親父の
フランツの方。ゲヴァントハウス管のヴィオラ奏者出身。
因みにコンマスはシャルル・ミュンシュ、首席オーボエにルドルフ・ケンペを抱えていたのだから、さながら指揮者養成オーケストラ。
指揮者に転じた後に、古巣の首席指揮者となり、死の前年の1961年にゲヴァントハウス管とただ1回の来日を果たしてます。
年中、アルコールの臭いをさせていたことでも有名(笑)
オイストラフ父子とさて、ベートーヴェン。
よく「古色蒼然」と形容される演奏。
確かにこのオケのどちらかと言うとくすんだ音色と、録音にも原因はあるかと思います。
あとはやはり同時代のカラヤンのような流線型のスポーティな演奏がメインストリームになる中で、一点一画をおろそかにしない楷書体の演奏は、いきおい古く感じさせるのでしょうね。
私もノリントンやパーヴォ・ヤルヴィのような今風の演奏は好きですが、時にはコンヴィチュニーやクレンペラーのような無条件に安心して聴ける演奏を無性に欲します
