久々にじっくり音楽を聴きました

こんな寒い日は、ワーグナーかブルックナーの分厚い響きに限ります。
という訳で、ベーム指揮のブルックナーの第8交響曲を

彼の同曲の録音で一番有名なのが
ウィーン・フィル(1976)他にも正規の音源では
バイエルン放送響(1971)
チューリヒ・トーンハレ管(1978)そして今日聴いた
ケルン放送響(1974)彼は早くも1930年代に、ザクセン国立歌劇場管と第4・第5交響曲の世界初録音を成し遂げるなど、それなりにブルックナーの録音を残してきましたが、第8番の録音に関しては何故か80歳近くになってからに集中してます。
ただこの人らしく、老けこむことはなく、まさに"Bewegt"という感じで、相変わらずライブで燃えてます。
クナのように巨大な叙事詩にならず、また火の玉のようなフルトヴェングラーのようにもならず、ヴァントのようにこれでもかと精緻を極めるわけでもなく、カラヤンのように冷え冷えとさせるように響きを磨きあげるでもなく…
彼の場合、言わば太い筆で一筆書きしたようで、この第8番の演奏に関してはカイルベルトなんかが近いかも。