福岡の田舎の今日は、珍しく真冬日で、終日氷点下でした

そんな中、外出しなければならなかったので、せめて心だけでも暖かくなろうと聴いたのが…

チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲
ゲルハルト・タシュナー(Vn)
アルトゥール・ローター指揮
ベルリン・フィル
1948年4月のベルリンでの録音。
タシュナー(1922-1976)は、1941年にフルトヴェングラーに見出されてベルリン・フィルのコンマスに就任
フルトヴェングラーと戦後はソリストと教育者として活動。
録音が戦争中のオデオン・レーベルへの録音以外は、放送音源ばかりだったので、彼の録音を聴ける機会は僅少でした。
しかも身体を壊し、54歳で亡くなったため、日本ではマニア以外には知名度はまるでありませんが(苦笑)
しかしこのチャイコフスキーは本当に素晴らしい

独特の暗い音色ですが、ただ漆黒というのではなく、どこか妖しさを感じさせます。
カデンツァなんか、まるでバッハのシャコンヌを聴いてる時に感じる宇宙を想像させ、タシュナー作のソナタを聴いているかのような錯覚に陥ります

ベルリン市立歌劇場の音楽総監督だったローターが、また熱い指揮で応えてるのが素晴らしい

さすが名匠ローター
