10. 1953年5月30日

イルムガルト・ゼーフリート(S)
ロセッテ・アンダイ(A)
アントン・デルモータ(T)
パウル・シェフラー(B)
ウィーン・ジンクアカデミー
ウィーン・フィル
巨匠は1953年1月23日のウィーン・フィルのニコライ・コンサートで、同曲を振りながら、第3楽章で失神し、コンサートは中止されました。
このニコライ・コンサートは5月に順延される異例の形になりました。
そして、ウィーン祝祭週間の開幕演奏会も含めて5月29日から31日にウィーンの楽友協会で、そして6月1日にはリンツで第九が演奏されました(なお、6月1日のみはソリストが異なり、ヒルデ・ツァデック、 エリーザベト・ヘンゲン、 アントン・デルモータ、 アルフレート・ペル)。
しかも31日は、昼夜2公演というハードスケジュール

従来は31日の録音が知られていたものの、DG盤が30日の録音だと主張するなど、情報が錯綜してました。
そして2009年になって初めて、上記写真の30日盤が登場しました。
11. 1953年5月30日

メンバーは上記と同一。
こちらは従来から知られていた録音。
DGが正規音源経由で発売し(現在は廃盤)、Altusからも発売されてます。
第4楽章で、バスのソロが始まる前の2度目のファンファーレの直前(207-208小節)に、大きなパウゼが入るのが特徴的。