この国がこれほどまでに注目を浴びたのは、前代未聞かと。


私なんかは、古代の繁栄をクライマックスに坂道を転げ落ちた国というイメージガーン


19世紀前半にオスマン帝国から独立したものの、統治基盤の弱いこの国は常に革命やクーデター騒ぎにさいなまれました。

それを助長するように、黒海から地中海に進出しようとするロシアと、地中海の覇権を維持せんとする英国の鞘当ての場に。


第二次大戦後も、東西冷戦の最前線でした。

国内も左右両勢力の対立と軍部の政治介入で混乱続き。

この混乱の中で王政は崩壊(因みに英国のエリザベス女王の夫・フィリップ殿下はギリシア王族)、軍事独裁が崩壊し民政移管が果たされたのは1974年ですから、政治的成熟度合いから言えば、EUの中ではかなり異質。



こじつけかもしれませんが、そうしたどこか危うい感じを、ギリシア出身の音楽家にも感じます。

マリア・カラスはあまりに象徴的だし、アグネス・バルツァのあの独特な声も然り。

指揮者だと、本番で燃えた時のミトロプーロスなんかもそう。

ギリシア出身の指揮者としては、モーリス・アブラヴァネルも
Haus der Musik-61NG2q6sHpL.jpg
マーラー 交響曲第4番

ユタ交響楽団



ドイツで学び、ユダヤ系であったため米国に逃れた指揮者の記録です。