
ルドルフ・ブフビンダー ベートーヴェン ピアノ・ソナタ全集
いいベートーヴェンを聴けました

彼は四半世紀前にも全集を出してますが

この時は専門家筋では評価が高かったのですが、あまり売れなかったらしい(笑)
今回の新録音、まだ全部聴き終わってないんですが、初期の作品群を聴いただけでも、ただ事ではない出来であることが分かります。
パウゼの取り方の絶妙なこと、アルペッジョの滑らかさ、打鍵の深さなど、私がもう一度ピアノを習うなら、是非教科書にしたいです

先般聴いた巨匠チッコリーニによる全曲録音は、タイトル付きの有名曲が軒並み不調でした。
全体的にスタッカートの処理が私には不満でした。
その後だっただけに、このブフビンダーの演奏は、実に好感が持てました

そう言えば彼より少し年下のオピッツによる全曲録音もなかなか素晴らしいものでした

師匠のケンプも冥界でさぞや喜んでいるでしょう。
お国物というと、クラシックの世界では日本人奏者には不利で申し訳ないのですが
、ブフビンダーやオピッツのように、やっぱりキチッとベートーヴェンが弾ける独墺系のピアニストがいると、安心できます