
・ハイドン ピアノ・ソナタ第52番
・同 アンダンテと変奏曲 f-moll
・同 幻想曲 C-dur
・ベートーヴェン 「テンペスト」
・ショバン エチュード op.25-1,2,3,6,8,9, op.10-5
・同 ノクターン op.27-2
・同 「華麗なる大円舞曲」
1960.5.18(ハイドン、ベートーヴェン)
1963.6.11(ショパン)
いずれもスイス・ルガーノのテアトロ・アポロでのライブ。
スイス・イタリア語放送の録音で、音は鮮明。

バックハウスのハイドンは、ピリオド系の演奏や楽器を耳にした我々にとっては、ギャラントに響き過ぎる感があります。
ベートーヴェンは十八番だけあって流石

個人的にはケンプの方が好きなんですが、やはり落とせない大ピアニストです。

素晴らしいのがショパン。
1920年代に録音したエチュードは、当時の決定盤だったらしいですが、この晩年の録音もまだまだ指は回ってます。
一方、フランソワやコルトーのショパンが好きな私にとって、ルバートの控え目なバックハウスが弾く「華麗なる大円舞曲」は、ややリズムを正確に刻み過ぎている感じがします。
しかし抜群に素晴らしいのがノクターン

たゆたう1小節目の左手に、2小節目からの右手の主旋律が入ってくる案配が、実に見事

彼のショパンを聴く為のCDです
